よく武術で「平常心」という言葉を使います。これは誤解されやすい言葉ですが、平常の時に非常なことを繰り返し稽古することで、イザとなった非常なときにも落ち着いて行動できるように訓練することによって出来るものです。
武術で剣を例にすると普通の日常生活で、相手(敵)が剣を持って襲ってくるなどということは通常あり得ないことですが、型でそういうことを繰り返し稽古します。繰り返し稽古することで相手の動き、または動こうとする気配(起こり)などを察知することで少ない動きで対処できます。そして結果的に平常心を養うことになります。
要するに非常時でも平常でいられるよう訓練や経験を積んで初めて本当の「平常心」になるわけです。「平常時の平常心」ではなく、「非常時の平常心」を訓練することで、本当の非常時でも動揺することなく平常心で行動することを目的としていると思います。
先日、久々に道場に行くとほとんどの人が地震でも慌てず冷静に行動していたようです。しかし、中には押入れに入って震えていたという人もいました(笑)。
杉並区西荻窪の整体・木村均整院
武術で剣を例にすると普通の日常生活で、相手(敵)が剣を持って襲ってくるなどということは通常あり得ないことですが、型でそういうことを繰り返し稽古します。繰り返し稽古することで相手の動き、または動こうとする気配(起こり)などを察知することで少ない動きで対処できます。そして結果的に平常心を養うことになります。
要するに非常時でも平常でいられるよう訓練や経験を積んで初めて本当の「平常心」になるわけです。「平常時の平常心」ではなく、「非常時の平常心」を訓練することで、本当の非常時でも動揺することなく平常心で行動することを目的としていると思います。
先日、久々に道場に行くとほとんどの人が地震でも慌てず冷静に行動していたようです。しかし、中には押入れに入って震えていたという人もいました(笑)。
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