午前中の訪問で、ある方が、現在天理市で野菜の直販システム作りをやっているというので農業振興のことで話が盛り上がりました。現在の農業者は相続のことを考えなさすぎる。また、兼業農家でも土地の資産価値の活用を考えていない。それが農業の魅力を子供たちに伝えられない原因。と指摘をされました。
面白い話がいろいろ飛び出しました。市街化調整区域の規制を外し、調整区域にして奈良市は固定資産の増収をはかるべきだ。ちょっと過激な発言ですが、税収不足のときには一考を要する話でした。古都保存法や風致地区に守られた奈良の景観と、開発・経済の活性化とのバランス。農業振興地域と都市化する地域の選別と区分けの問題が議論をされないといけない時が来ているのかもしれませんね。
午後の観光業者の相談の中にも出てきた、高さ規制と容積率の問題も同じだと思います。1300年間続いてきた木造建築や行事の保存継承と発展・創造の問題もキッチット奈良市の方向性を示していくことが大切ではないかと考えます。その上で、具体的な事象を検討していくという手順を協議して、事業者、関係者、市民の理解と協力を求めていくことが重要ではないかと思います。
また別な話で、月ヶ瀬では、昨年は気温が高くて花の交配がおこりにくくて、あまり梅の実がならなかった。それから、昨年の稲の穂の実(米)が小さかった。という話があり、これを温暖化の影響と決めつけることはできないが、大いに関係があるのではないかという話も飛び出しました。
そんな話の中で、野菜の処分する映像がテレビニュースで放映されたことを思い出しましたが、昨年訪れた大柳生で暖かくて育ちすぎた白菜の処分をされていたことが重なって思い出されました。気が付くといつの間にか、梅の実ができない梅の木になっていたり、稲作も減収が続くのではないか。
温暖化防止のためにも、緑を豊かにすることも大切であり、水田を確保することも重要だと思います。水田に関しては、ため池も少なくなり、使える水が少なくなってきているという話もありました。下水道の発達もありますが、雨水だけでは水不足になるそうです。
いろいろな人と話をすると大変勉強になります。私も農業振興のために「朱雀市」の話や、治産地消のシステム作利や、農産物のブランド化の提案をさせていただきました。
昨日の続きになりますが、「中国残留孤児訴訟」の問題で、2007年2月1日付:公明新聞に以下の記事が掲載されていましたので引用しておきます。
自民、公明の与党両党の国会議員は31日、中国残留孤児訴訟の原告団の代表とともに、首相官邸と国会を相次いで訪れ、安倍晋三首相、柳沢伯夫厚生労働相と面談した。公明党から漆原良夫国会対策委員長、高野ひろし、松あきらの両参院議員が参加した。
面談の冒頭、安倍首相は、帰国した中国残留孤児に対する政府の対応について「不十分な点もあると思う」とした上で、「法律的な問題や裁判の結果とは別に新たな対応を考えていかなければならない」と強調。厚労相に新たな支援策の検討を指示したことを紹介し、「皆さんや有識者の意見も聞きながら(支援策を)検討していきたい」と述べた。
一方、厚労相は原告団に「夏ごろまでには(新たな支援策の)案をまとめたい」と明言した。
中国残留孤児をめぐる問題について公明党は、2005年7月に党内にプロジェクトチームを設置し、支援策を検討してきた。1月26日には救済策を政府に申し入れるなど、早期救済に積極的に取り組んできた。
以上
面白い話がいろいろ飛び出しました。市街化調整区域の規制を外し、調整区域にして奈良市は固定資産の増収をはかるべきだ。ちょっと過激な発言ですが、税収不足のときには一考を要する話でした。古都保存法や風致地区に守られた奈良の景観と、開発・経済の活性化とのバランス。農業振興地域と都市化する地域の選別と区分けの問題が議論をされないといけない時が来ているのかもしれませんね。
午後の観光業者の相談の中にも出てきた、高さ規制と容積率の問題も同じだと思います。1300年間続いてきた木造建築や行事の保存継承と発展・創造の問題もキッチット奈良市の方向性を示していくことが大切ではないかと考えます。その上で、具体的な事象を検討していくという手順を協議して、事業者、関係者、市民の理解と協力を求めていくことが重要ではないかと思います。
また別な話で、月ヶ瀬では、昨年は気温が高くて花の交配がおこりにくくて、あまり梅の実がならなかった。それから、昨年の稲の穂の実(米)が小さかった。という話があり、これを温暖化の影響と決めつけることはできないが、大いに関係があるのではないかという話も飛び出しました。
そんな話の中で、野菜の処分する映像がテレビニュースで放映されたことを思い出しましたが、昨年訪れた大柳生で暖かくて育ちすぎた白菜の処分をされていたことが重なって思い出されました。気が付くといつの間にか、梅の実ができない梅の木になっていたり、稲作も減収が続くのではないか。
温暖化防止のためにも、緑を豊かにすることも大切であり、水田を確保することも重要だと思います。水田に関しては、ため池も少なくなり、使える水が少なくなってきているという話もありました。下水道の発達もありますが、雨水だけでは水不足になるそうです。
いろいろな人と話をすると大変勉強になります。私も農業振興のために「朱雀市」の話や、治産地消のシステム作利や、農産物のブランド化の提案をさせていただきました。
昨日の続きになりますが、「中国残留孤児訴訟」の問題で、2007年2月1日付:公明新聞に以下の記事が掲載されていましたので引用しておきます。
自民、公明の与党両党の国会議員は31日、中国残留孤児訴訟の原告団の代表とともに、首相官邸と国会を相次いで訪れ、安倍晋三首相、柳沢伯夫厚生労働相と面談した。公明党から漆原良夫国会対策委員長、高野ひろし、松あきらの両参院議員が参加した。
面談の冒頭、安倍首相は、帰国した中国残留孤児に対する政府の対応について「不十分な点もあると思う」とした上で、「法律的な問題や裁判の結果とは別に新たな対応を考えていかなければならない」と強調。厚労相に新たな支援策の検討を指示したことを紹介し、「皆さんや有識者の意見も聞きながら(支援策を)検討していきたい」と述べた。
一方、厚労相は原告団に「夏ごろまでには(新たな支援策の)案をまとめたい」と明言した。
中国残留孤児をめぐる問題について公明党は、2005年7月に党内にプロジェクトチームを設置し、支援策を検討してきた。1月26日には救済策を政府に申し入れるなど、早期救済に積極的に取り組んできた。
以上