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ヒットした短歌: 2件判官よ女はいまだ恋知らず赦せと叫ぶ若き弁護士
石川啄木 『明治四十一年歌稿ノート暇ナ時』, 1908, [1908]
賴むやうに悲しき眼して見すれどもこの辯護士の友は法律論をやめず
中村憲吉 『「アララギ」第七卷第三號』, 1914, [1914]
石川の短歌。大沢博氏によると事実にあった裁判ではないとのこと。いくら昔でもこんな感情的な裁判はない。
医師の近代歌人は多士済済ですが、法曹界の近代歌人はどうかというと、弁護士では、平出修、矢代東村、臼田大翼の御三方が活躍。村上鬼城は高崎裁判所構内司法代書人。
裁判官、検察官、行政書士は見つかりませんでした。
平成10年には、宮中歌会始に元最高裁判所判事の橋元四郎平氏が召人として詠進「芽ぶきゆく木末の空はしづかなり林に入りて道つづくかも」
現任の最高裁判所判事 岡村和美氏は「「朔総漫筆」(アララギ歌人の清水房雄遺稿集)に語られる昭和・平成を生きた賢者の思考に感銘を受けました。」とのこと。
荒川区の印刷所で刷られていて、全く流通していない。図書館にも、日本の古書店にもない書籍ですが、一体どんな内容なのでしょうか。