今日も元気さんぽ俳句メシ

散歩は吟行まいにち吟行雨の日はぐるぐる部屋でさんぽ

式辞は校内放送卒業式

2021-03-07 19:30:09 | 日記



              卒業や黒板アートメッセージ


 何という時代でしょう。
コロナのため、校長の式辞が校内放送になった学校のニュースを見ました。それを切り取ってみました。
ともかく、コロナに気をつけて生き抜くことしかありません。



はうれん草バター炒めの朝餉かな

2021-03-07 06:18:52 | 日記



              根の飛び出し母の巻き寿司はうれん草

 ほうれん草の赤い根っこが端っこに、豪快に飛び出た巻き寿司を思い出します。子どもの時は根が嫌いだったけど、今は味わって食べます。


              中二の姉の初料理はうれん草

 中一だったか、中二だったのかははっきり思い出せないのですが、姉が家庭科の授業でほうれん草のバター炒めをしたのを弁当箱か何かに詰めて持ち帰ったのをよく覚えています。バターの風味を初めて知った時だったから。それに、ほうれん草を炒めて食べることを知ったのも初めてで、とても新鮮でした。家では茹でてゴマをふり、醤油をかけて食べるのがふつうでした。畑で作ってたゴマだから香りが良かったです。それでほうれん草を嫌いにならずに食べれるようになったんだと思います。祖母が、炒ったゴマをすり鉢に移したまだ熱いのを摘まんでよく食べました。あんな美味しいゴマはその後味わっていません。スーパーで一番高いものよりも美味しかったです。


              はうれん草とポパイと昭和の子ら

 テレビのある家がまだ村に数軒だった子どもの頃は「テレビ見せちょくれー」と同級生の家に、夕飯をかきこんで急いだものです。玄関の上がり口から上がった部屋にはもう近所の親や5,6人の子どもの頭が明りを消した、テレビの明りに熱心に向いていました。まだ白黒テレビの頃です。ポパイは子どもたちに人気がありましたね。悪役のブルータスに、細ーい身体のオリーブがさらわれたりするとポパイが助けに行きます。ブルータスに土に埋められていてもポコッと胸から出したほうれん草の缶詰を口にザーッと一気に流し込みます。時には咥えてるパイプから吸い取ります。そして「ポパイザセーラーマン♫」の勇気りんりんの音楽が流れて飛び出したポパイはあっと言う間にオリーブを助け出します。筋骨隆々のブルータスもポパイの一撃ではるかかなたに飛んで行きます。ぼくらはポパイの声の真似をよくして遊んだものです。時にはフザケてオリーブの真似も。
他にアメリカのものでは「名犬ラッシー」「奥様は魔女」「パリーナちゃん」などが人気でした。良きアメリカの頃だったでしょうか。「サンセット77」とかもありましたね。



              おひたしの醤油よく吸ふ菠薐草


              ゴリゴリと甘き根っこや菠薐草


              残すや軸の食感はうれん草


 ほうれん草は、軸まで柔らかくなったのは美味しくありません。茹でかげんが大事ですね。
今は茹でずにサラダで食べられるアクのないものも出回っていますね。