今日のころころこころ

2013・12・5 おばさんの葉っぱ かながわ名木100選 横浜市・益田家のモチノキ

くさくさしていても仕方ないから、出かけよう。腎臓癌も心筋梗塞も、私の今は待つしかないもんな。

かながわ名木100選。横浜市・益田家のモチノキ。

市営地下鉄・戸塚駅下車。東口のバスターミナルに出る。

どのバスでもいいから、ポーラ前バス停が目標。

スマホのナビで歩き出す。一号線を戸塚駅に引き返す。

お!あれだな。

って・・・我ながら、アホである。簡単に斜め横断できるであろうと思っていた。その気になればできるだろうが轢かれたらドライバーが気の毒。ポーラの前の信号を渡っておくべきであった。

でも・・・こっちの信号機の方がよかったかもしれない。

そうか。街道を行くであるか。

益田家。

個人所有なので、許可を請うべく階段を登る。

奥様が御在宅で、モチノキだけならOKとおっしゃる。
無論モチノキ様を訪ねたのだからそれでいいのであるが、あまりにも古式ゆかしい立派な日本家屋に、母屋の撮影許可もお願いした。やりとりしているうちに、奥様は、屋根を気にされてるとわかった。ボロボロで恥ずかしいとおっしゃる。
かやぶき屋根である。これほどの歴史あるお屋敷だから、かやの手配はついてるが、職人さんたちの都合がつかないらしい。職人さんたちは、会津から8人で来られて、泊り込んで作業をするという。益田家の方もその心積もりでいたが・・・3年とか国宝とかの言葉からおおよその見当がついた。東日本大震災の余波でふきかえが滞ってしまったということだ。
裏はボロボロだから回らないでくださいねとおっしゃりながら、撮影許可をくださった。ありがとうございました!

中も素晴らしかった。プロが入ったなら、このお屋敷だけで写真集が出せる。
と・・・土間に、なにやら花火の大筒???思わず質問してしまったら、護良親王というお名前が出てきた。誰だ???矢継ぎ早に足利とか鎌倉とか土牢とか出てくる。私の二番目くらいに苦手とする日本史の部分だ。単語が全く理解できない。せっかく説明いただいてるのに本当に申し訳なかった。
益田家と護良親王一族には、今でも深いつながりがあるようだ。
モチノキ様も、その護良親王様奪回のための目印に植えられたという。

清々しい大木様だ。

どんな移ろいを見てこられたんだろうか。

スマホで護良親王様について即席検索。
そうか・・・この地で果てられたか。
そうだ・・・奥様が、王子神社と言っておられたな。ついでに寄って行こう。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「かながわの名木100選・神奈川の木」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事