見出し画像

今日のころころこころ

2024・7・16 大地の芸術祭 / 越後妻有アートトリエンナーレ2024 磯辺行久 秋山記行 驟雨がくる前に

3年に1度、新潟県の十日町市(川西・松代・松之山・中里・十日町)と中魚沼郡津南町に展開する世界最大級のトリエンナーレ「大地の芸術祭 / 越後妻有アートトリエンナーレ」。
9回目の今回は、41の国と地域から275組が参加し311点の作品が展示されている。
会期は7月13日~11月10日。火水定休。

昨日は家に帰る前にもう一度志賀高原に行こうと思っていたのだけど、盆地から見ても雨だ。
結局は一昨日に引き続きトリエンナーレへ。
昨日は新潟の津南から、今回の目玉ともいうべき津南エリアの秋山郷の「アケヤマ」を目指した。
秋山郷は長野県下水内郡栄村と新潟県中魚沼郡津南町にまたがる独自の文化を持っていた豪雪地帯。
いまでも冬期間は秘境という表現があてはまる。雪で集落が孤立して自衛隊が派遣されることもままある。
降りしきる雨の山道を行く。


道はどんどんと狭くなる。
舗装されているだけいいし、対向車とは暗黙の了解みたく互いに譲り合う。



「アケヤマ」に行く途中にも展示があったんだ。
たまたま雨が止んだこともあって、駐車場に車を停めて行ってみた。





なんじゃいこれは?

磯辺行久。
驟雨がくる前に「秋山記行」の自然科学的視点からの推考の試み-1。
「秋山記行」とは1828年(文政11年)9月に十返舎一九の依頼により、越後塩沢生まれの鈴木牧之が、秋山郷の探訪をした紀行文。
平家の落人村と伝えられる秋山郷の村々を訪れ、民俗学的調査を行い、1週間で方言・衣食住・生産・信仰・村人・川漁・狩猟・焼畑などを記し、民俗誌の先駆けともいわれている。
その「秋山記行」を題材に、秋山郷の研究を現場で展開する試み。
らしい。














しかし・・・
残念ながら私は「秋山記行」を読んだことがなかったのだった。
秋山郷の独自の文化に惹かれるものの細切れの興味本位だけ。
これは、まずは「秋山記行」を読むことからだわな。
今日のところは先へ。
と、車に戻ってエンジンをかけたとたんにまたざざっと雨が降ってきたのだった。
まさに、驟雨がくる前に、だったのだった。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「博物館・美術館・動物園・植物園・ギャラリーなど」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事