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今日のころころこころ

2024・7・16 大地の芸術祭 / 越後妻有アートトリエンナーレ2024 三省ハウス

3年に1度、新潟県の十日町市(川西・松代・松之山・中里・十日町)と中魚沼郡津南町に展開する世界最大級のトリエンナーレ「大地の芸術祭 / 越後妻有アートトリエンナーレ」。
9回目の今回は、41の国と地域から275組が参加し311点の作品が展示されている。
会期は7月13日~11月10日。火水定休。
このトリエンナーレ会場と長野の家は100㎞ほど離れている。
待つ人も帰ってからの用事も特に無いのだけど、やっぱりあんまり遅くはなりたくない。
と思いつつも帰路の道路沿いに設置されてる案内板をみるとついもうひとつと思ってしまう。
松之山エリアの三省ハウス。

ここも廃校なった小学校のようだ。
宿泊?

三省小学校が閉校になったのは1989年。
その後再活用に向けての地元住民の熱心な活動があり、2006年に木造校舎を生かした宿泊施設として再び動き出した。



アイガルス・ビクシェ(ラトビア)。
「ラトビアから遠い日本へ」。
一枚のセピア色した写真。
それだけで語る。




リンダ・コヴィット(カナダ)。
「名前蔵」。
山間の集落、水田、米、飯茶碗のインスタレーション。



レアンドロ・エルリッヒ(アンゼンチン)。
「Lost Winter」。
談話室。
 




蒸し暑い蒸し暑い梅雨なのに、ストーブが赤々と点る。

窓の向こうには、雪が積もる。
夜は宿泊者のために、このツリーは輝き音を奏でるという。
ストーブは見せかけの炎だけで暖かくはない。
本当の冬はどうなってるんだろ?

村山悟郎。
「生成するドローイング ー松之山野鳥丿図ー」。
階段。


野鳥たちが飛び交う。

食堂にも。
トイレの上にも。


ここは1泊2食付で6750円ほどという。部屋は男女別の相部屋だそうだ。
ふと、フロントで、温泉は出るの?と聞いてみた。
出ないとのことだった。
どんな方々がお泊りになるの?と聞いてみた。
トリエンナーレ関係者が多いという。
それから、ここを離れた方たちです。という。
もう一族誰もここに住んでいない人も多いだろう。仮にいたとしても代替わりになればそうそう泊まるわけにもいかないかもしれない。
小学校は廃校になっても、心の拠り所は、ここにある。
最適な学校跡地利用。
だけど、トリエンナーレ関係の宿泊無しでは運営していくことは色んな意味で難しいだろうとも思うのだった。




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