藤が丘駅は、昭和大学藤が丘病院に用事がある時とU様宅に一幸庵さんの月のかぞえ歌をお届けする時以外に降りることはほとんどない。
そう。大学病院がある住宅地。
いつかはまでかは記憶がないが、田園都市線でかなり最後まで駅員さんが改札業務をしていた。自動改札がダウンしたら改札で超人的に切符切れる技術ある駅員さんはいるのかな?と思ったのも、かなた昔。今は切符そのものを買う人が激減している。。
システムダウンしたら、もっと困るか。
東急田園都市線藤が丘駅前・「掌の家族」・志水晴児・1966年。
作品は、駅のロータリーの真ん中にある。
植栽に覆われて、初めて降りる人にはそこに何があるのだかわからないかもしれないなぁ・・
湧水彫刻だが、2008年から噴水は止まっている。
もうすっかり住宅地として成熟した街は、特に駅前を演出しなくともいいと言えば言えるかも。
小さな家族の掌に降り注いだ夢は、どんな風に昇華していったのかな・・・
そして、どこへ行くのかな・・・