たまプラに買い物に寄ってのち出勤。
今はどーともないが、再開発が終わって初めて降りた6年前には驚いたなぁ。。
プラットホームから国学院のキャンパスが見えたくらいになんにもなくて、北口の方は美しが丘という横浜市内でも屈指の高級住宅街になっても、南口の方はさすがに国学院は見えなくなっても開発の指針が定まらず長いこと広大な駐車場であった。
東急田園都市線たまプラーザ駅前・「宇宙」・篠田守男・1966年。
作品は、かつては北口にあったが、今は南口にある。
北口はイベント広場。
南口は羽田空港への空港連絡バスのターミナル。
「宇宙」は、ターミナルの真ん中にある。
この作品の正式名称は、「TC346 COSMOS」。
作者は一貫して「TC・テンションとコンプレッション」というテーマで制作していて、この作品は346番目という意味だそうだ。
浮かんでいる。。。
この作品がこの駅前に設置された理由はわからない。1966年の私は3歳。無論この作品の始まりは知らない。
が、1966年より2015年の今の方が、この作品はぐっとくるんではないだろうか?
一見クールに安定しているように見えて、実は細いワイヤー頼りに緊張しながら浮遊している。
易々とグローバルにつながりグローバルに生きてるようにみえるが、実は危うい綱渡りをしているだけ・・・
でも、この作品を廃棄することなくこの場所に移した決断はすばらしいと思う。
そう。それでも、その危うさを自覚しながらも、たくましく旅立っていく。。。