昨日は東京都現代美術館へ。
ふと下を見たらなんか動いてる。
ん?と思ったら展覧会の展示らしい。
マーク・マンダース展だけみるつもりだったのだけど、セット券ございますと言われてつい入ってしまった「ライゾマティクス_マルティプレックス」展。
会期は3月20日~6月20日。
ライゾマティクスは、技術と表現の新しい可能性を探求し、研究開発要素の強い実験的なプロジェクトを中心に、ハード・ソフトの開発からオペレーションまで、プロジェクトにおける全ての工程に責任を持ち、人とテクノロジーの関係について研究しながらR&Dプロジェクトや作品制作を行う。また、外部のアーティストや研究者・科学者などとのコラボレーションワークを通じ、カッティングエッジな表現、研究を世の中に発表している。
という。
画面に踊るアイドル。
ステージは無人。
アイドルのお立ち台の立方体と大音響と照明と自走式カメラ。
写真を撮ろうとした、携帯カメラでお願いしますと係員さんが来た。
同じだろ?と思ったけど、コンデジをスマホに変える。
位置情報かな?と思いながら眺める。
撮影禁止の展示は、記録映像やドローンやプロップなどのオリジナルディバイスの実物が展示されていた。
アイドルが踊る映像作るための様々な仕掛けが展示されていた。
技術協力には、キャノンやパナソニックが名を連ねる。
マーク・マンダースと同じくらいに難解な感じだけど、こういう技術の試行錯誤から思いもかけぬものが飛び出すものだ。
ついでと言ってはなんだけど、「Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021受賞記念展」へ。こちらは無料。
「Tokyo Contemporary Art Award」とは、2018年に東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団東京都現代美術館トーキョーアーツアンドスペースが設立した現代美術の賞。中堅アーティストの更なる飛躍を促すのが目的。
第一回受賞者は、風間サチコと下道基行。
下道基行。
風間サチコ。
それにしても・・・
風間も下道もインパクト強烈なアーティストなはずなのに、安心感すら感じたりなんかする。。
帰路にたまたま大手町タワーを歩いていたら、なんか3Dホログラムサイネージの実証実験をしていた。
疫病の収束までにはまだまだ時間がかかりそうだ。
そのうちに自宅にこの原理の装置が普及するのかな。
イベントはチケットを買う代わりに有料配信になって自宅で楽しむようになるのかな。
ん・・・
それってどうなんだろ?と思わぬものでもない。
でも、生まれた時からそういう環境ならば、そういうものとなっていくのだろう。