国立新美術館へ。
玉山拓郎のネオンが横たわる。
DOMANI・明日展2022-23 百年まえから、百年あとへ。
文化庁は、将来の日本の芸術界を支える人材育成のために、1967年度から「新進芸術家海外研修制度」を実施している。
1998年より、その成果発表の機会として「DOMANI・明日展」を開始した。
2022年度で25回目をむかえた。
会期は2022年11月19日~2023年1月29日。
近藤聡乃。
漫画はMANGAとなった時代を感じる。
今回の図録は出展者たちのサイン入りも用意されている。近藤のサインが入った図録はすでに完売。
石塚元太良。
写真も様々な分野と融合していく。
あえて帯状にカットして編む。あるいは組み立てる。あるいは再構築か。
池崎拓也。
近藤もそうだけど池崎も研修で渡ったままに現地で家族と暮らしている。
ニューヨークでのパンデミック下での生活から感じたままを表す。
生活臭からおこしてくるのも今時のアーティスト。
大崎のぶゆき。
大崎の研修は2020年度。
ちょうどパンデミックと重なる。そもそも渡航していいもんだろうか?から始まって、結局はドイツ・シュトゥットガルトで引きこもることにした。
その滞在の記憶と記録の滞在記。
丸山直文。
丸山の技法は独特だ。
カンバスの上に水を張りその上に描く。
水が生み出す流動性が生み出す偶然を確かにとらえるべく夥しいドローイングを重ねるのである。