今日のころころこころ

2013・10・2 おばさんの葉っぱ 良寛様がいた!大谷観音堂・小林義功住職

お天気ヘン。
昨日の続き。

海老名市・大谷観音堂にカヤ様を訪ねた。
コンデジでパチパチやっていたら、無人に見えた本堂から老師が出てこられた。

なんだか物凄いオーラのあるお方だな・・・例えて言うなら、高齢で穏やかな物腰だが、妙に達人の凄みがある・・・

ん?似てる・・・

小林義功住職。
大谷観音堂について丁寧に説明してくださった。
元々は、『摩尼山清眼寺』というお寺様があった。今は隣接の竹林。

明治の廃仏毀釈で、観音堂だけが残った。
ただ・・・清眼寺より観音堂の方がたぶんふるいという。
清眼寺は、鯨竜山大谷寺という相模国分寺に関係するとの言い伝えのある寺の法灯を継ぐとされてる。
ということは・・・ま・・・
観音堂様は、古来より安産の守り神として座しておられたようだ。
蓮ではなく菊・・・

が・・・
なんか?ヘン???
このお方ならいいかな・・・突っ込んだコトをお聞きした。
歴史に翻弄されながらも、観音堂は続いてた。が、長く無住状態。地元の方々がお守りしてはいたが、要は、住職がいなかった。
そこに、18年前に、小林住職が住みついた。
檀家はおりません、と言う。永代供養墓もありません、と言う。
え?上に墓地があるでしょ?アレはとお尋ねしたら、アレは関係の無い霊園ですと言う。
あの・・・失礼ですけどどうやって食べてるんですか?と聞いてしまった。
そしたら、托鉢です、とおっしゃる。
ご家族は?いませんなぁ。。。あたりまえでしょ。
はあああ・・・・
そうだ。当り前だ。小林住職は、今現在は真言宗に属する。
浄土真宗以外には、女犯の罪となってしまう。
頭殴られたような気持ちであった。
私は、浄土真宗・本願派で育った。門徒である。住職は妻帯があたりまえで、子供が寺を継ぐのがあたりまえで、髪の毛があるのもあたりまえだった。
八百屋お七なる物語を初めて知った時には、は???であった。寺の小姓さんと恋仲になるのがなにがいけないんだかわからない。しかも裕福な自営業のお嬢様だったらその縁組になんの問題があるのだろうか。そのお嬢様はとんでもない醜女で男が逃げてたのか?キチガイなんか?ストーカーだったんか?
様々に知るうちに、女犯の罪というのがあって、お坊様は妻帯を許されてはいなかった。浄土真宗が大教団になったのも、妻帯を認めたからにつきない。とわかった。
そういう意味では、今現在の日本国の仏教は、浄土真宗・真言派とか浄土真宗・曹洞派とかいうのかもしれない。
それが・・・
まさか、まさか、おられた。
まさに、良寛様である。
境内の全ては、皆様ですという。

住職の工夫。

お教をこうして一人が一字書いていく。全部覚えるのは大変だが、こうしていけば功徳はあまねくひろまる。
このお堂に集う方々が素晴らしい。

これが、真の姿だ・・・
日本国の仏教から人々の心から離れたも当り前だ。
堕落。
なんで坊さんが合コンでモテる商売なんだよ。いつから生業になったんだよ。生業から離れたとこで生業にもがく民を導くのが本来の姿だよ・・・

合掌。
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