今日のころころこころ

2014・12・23 おばさんの道 かながわの古道50選・矢倉沢往還の篠窪付近

富士山にストーンサークル・・・

かながわの古道50選・矢倉沢往還の篠窪付近。

鎌倉時代、当地を『大井の庄』と呼んでいたことが『吾妻鏡』に記述されています。また、源頼朝が富士の巻狩に行ったおり、富士見塚で馬を止め富士のながめのすばらしさに見入ったという伝承が残っています。現在でも海抜250mの富士見塚から、足柄平野、酒匂川、箱根連山そして富士山を望むことができます。風土記稿によれば江戸時代には矢倉沢往還の人馬継立場となり、高札場が神山神社の前にあったそうです。
ふむふむ( ..)φ

この道には土地勘がある。って、かながわ名木100選・篠窪の椎の木森のシイ様をたずねたことがある。このかながわの古道を歩き始めたのも、ここが原点(?)。ま。
小田急・渋沢駅下車。

峠行きのバスに乗る。

前回は終点まで行ってしまったが、自由乗降区間の強みで、今回はトンネルを抜けてすぐで降ろしてもらう。

後でいなば様に叱られたが、その時は、歩き出す。

ひたすらに、県道708号線を行く。

ふり返れば、大山。

足元にはてんとう虫。

カーブを曲がれば、

大井町。

良く晴れている。これなら富士山も綺麗に見えるかな?

里に下りる。

お!見覚えのある謎の水神様。

この前の三叉路(?)は真ん中。

少し山道風になる。

畑に出る。

なかなかつながらないな。あの橋。

そろそろ三嶋神社様脇だ。

三嶋神社様。

シイ様はお元気かな?

大丈夫でした(^^)

三嶋神社様の前は、右に入っていく。

登る。

お!公衆トイレが見えてきた。なんせ自販機しかないところである。ここのトイレはありがたい。

トイレの前を右に曲がれば、古代の道。

富士見塚がある。

ここからの富士山の眺めは素晴らしい。本当に、そびえてくる。が、やっぱ午前じゃないとダメだなぁ(T_T)

歩き出す。

頼朝公が馬をつないだというエノキ様だ。樹齢を詮索するのは野暮というものであろう。たぶん。

富士山を見ながら歩くはやっぱいいなぁ(^^)

とおお!?!いきなしジーンズに地下足袋という和モダンなおじさま!

いなば様。ほんとうにほんとうに色々とありがとうございました!
私がこうして昼下がりにのんびりとこの古道を歩けるのも、実は、いなば様のおかげであった。不法投棄で粗大ゴミにまみれていたこの道を古道を損なわないように地道に整備されていた。
いなば様はこの道を、国道1号線と呼ぶ。矢倉沢往還としてかながわの古道50選に入っているが、いなば様は足柄古道と呼ぶ。
かながわの古道50選として県に推薦したのもいなば様なら、手作り感あふれる標識もいなばグループのお手製だった。
いやはやいやはや。とんでもないお方とお会いした。
はい!やり直し!
そもそもが、篠窪トンネル抜けてきたのが間違いだと叱られる。地図を描いてくださって、トンネルの上を足柄古道は渋沢に下りるという。んなこと言ったって(T_T)また後日のチャレンジ。
引き返す。

富士見塚の道はさんで向かい側も、塚だったという。

道をはさんで双子のように円形の塚があったようだ。たぶん、古墳であろう。
ところが、なんと大井町はその反対側の塚の上に公衆便所をぶっ建ててしまったようだ。しかも汲み取りの。
激怒したいなば様の尽力でトイレは水洗となってあそこに移動し、私は便利させてもらってとは言い出せず、塚は復元された。
それにしてもな・・・いなば様はきっぱりと否定されたが、前方後円墳のくびれ部分に道が通ってしまった可能性もなくはないだろう・・・もちろん妄想ではあるが。塚の上に公衆便所ぶっ建てるDNAならやらかしかねない・・・なんちゃって(?_?)
いなば様のご案内で再び歩き出す。

足柄古道は、幅6尺だったと教えていただいた。当時としては確かに大道だ。なるほどに、古代の国道一号線!(^^)!
まんまだという。

いい道だなぁ(^^)

県道と合流地点。終点。

引き返す。
いなばグループは、ただ今公園整備の真っ最中。

この素晴らしいたおやかなエノキ様を中心に休憩公園を構想している。

古代の人々が私のような鈍足のはずもなく、松田から渋沢までの峠越えは一気だっただろう。
けど、ここで休憩してないとは言い切れようはずもない。富士山が綺麗だ。大山道でも、今はだだのみかん畑の農道入り口だが、かつては茶屋があって賑やかだったというところがあった。
次に来るのが楽しみ!(^^)!のこぎりアート(電動のこぎりで立木を造形するらしい)も楽しみ!(^^)!
また公衆トイレ前の案内板。

案内板に向かって右は、渋沢。

左は足柄古道。

そして、案内板を背に真っすぐは、古小田原道!!!

いなばガイダンスに従って、金子台遺跡・ストーンサークルを目指す⇒⇒⇒
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