今日のころころこころ

2017・6・16 おばさんぽ 浅草・善照寺本堂は白井晟一作品

「林昌二の仕事」という本を読んだことがきっかけで、ところで日本国のモダニズム建築とはなんぞや???とカボチャあたまに浮かんで、とりあえずは、乃木神社さまの大江宏作品・乃木神社社殿をたずねた。
次に向かったのは浅草は善照寺さま。東急東京メトロパスはありがたい。
善照寺本堂は白井晟一という建築家の作品。氏の作品は、面白いというか謎めいているというか・・・
白井晟一(1905-83)・京都生まれ・1928年京都高等工芸学校図案科卒業・ドイツ留学・1933年帰国。主な作品は、歓帰荘・秋ノ宮村役場・浮雲(稲住温泉)・原爆堂計画・善照寺本堂・懐霄館(親和銀行コンピューター棟)などなど。
東京メトロ銀座線・田原町駅下車。

国際通りを合羽橋方面へと歩き出す。







これなんだろう??

ほどなく東本願寺。



この東本願寺とは、浄土真宗東本願派本山東本願寺。
東本願寺・真宗大谷派がいわゆるお東騒動で4派にわかれた時に、東京別院東京本願寺が独立したお寺さま。





善照寺さまは東本願寺さまの参道にある。こういう衛星のようなお寺さまはなんというのかな?末寺??むろん浄土真宗東本願派のお寺さま。





参道からもうものすごいインパクト!ちらりとみた感じは仏教寺院ともキリスト教会ともとれたりなんかする。

小さいけど整ったお庭(^^♪





ん?なんだこのあちこちにかかっている札は?と思ったら、どうやら見学許可が要るようだ。といういうことは、やはりたずねて来る人がけっこうにいるのかな。

庫裡で奥様に許可をいただく。内部の見学はできませんということと墓地に入らないようにということと触らないでくださいという3点の注意事項をいただいて、ながめる!!!











不思議だ・・・子供がお絵かきしたような建物なのに、この圧倒的な存在感はなんだろう???

この本堂の竣工は昭和33年だから、たぶん周囲は東本願寺さま前にわずかに残る建物のような建物だっただろう。

そこにいきなりのこの本堂の出現はスキャンダラスですらあったかも。。。
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