今朝の長野盆地は快晴。
今日は朝日村美術館へ。
長野県東筑摩郡朝日村は、松本平の西南端に位置する面積の約87%が山林の人口約4300人の村。
なんて知ったような書き方をしているけど、実は行くのは今日が初めて。高速道を降りて朝日村に近付くにつれて曇ってきた。
ナビを頼りに朝日村美術館に到着。
「土たちの詩話 濱田卓二展」。
会期は10月7日~11月26日。
彫刻家・濱田卓二(1984~)は京都の出身。金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科専攻修了。安曇野在住。
今回の展覧会は、約4500年前縄文時代から人が住んでいたという朝日村の土を使っての作品群。
安曇野から朝日村に通いつめて、縄文の人たちも同じ土で土器を作っていたであろう土を掘り粘土にして焼成を繰り返したという。
まるで縄文人が濱田に乗り移ったかのようだ。
そこに縄文の村があるようだ。
この美術館の2階は郷土資料館になっている。
考古資料が半分を占めるというこういう資料館は珍しい。
なるほどにアーティストが感じたわけだ。
美術館を出て安曇野へ。
昼飯を食べてから碌山美術館へ。
名残りの紅葉。
初冬の空。
薪ストーブが心地よい。
薪を運んでくるのは濱田。
実は濱田は碌山美術館で働いているのだ。今日も。