世田谷の小京都・北烏山寺町の桜を堪能。
スマホのナビで調べたら都立玉川上水緑道の起点・浅間橋が近いとわかって、一度歩いてみたかった玉川上水緑道へ行くことにした。
寺町通りから松葉通りを横切って行けとナビは言う。
団地はわかるけどなんだろあの木は?木というより何かの作品のようだ。
都営住宅だったのか。建て替え。。
この公園もなんかシュールだな。
ナビの言う通りに進む。
なんか工事中。
ここが浅間橋になるのかな?
と覗き込んだら、川のゴミの回収作業なのかな。
玉川上水は江戸市中に多摩川からの水を供給するために承応3年(1654年)に完成した羽村取水口から四谷大木戸までの約43㎞の水路。
明治33年(1898年)に完成した淀橋浄水場への水路として昭和40年(1965年)に淀橋浄水場が廃止されるまで現役水路だった。
だったは失礼か。今でも羽村取水口から小平監視所までは現役。
しだれ桜の東郷寺さまの横にある「かなしい坂」はこの江戸時代の工事に由来する。
約43㎞の区間を約92mの標高差で流れるように設計していたのだ。100mで21㎝なんてほどんど平じゃないかとすら思う所に水を流せという高度な技術を要求される土木工事だったのだ。
平成15年(2003年)に開渠区間約30㎞が国の史跡に指定された。
浅間橋から玉川上水緑道を三鷹駅へとむかう。
浅間橋の向こうの桜がいっぱいある広場は花見によさそうだなぁ。
緑道を行く。玉川上水現役の頃もこんな風景だったのかな?管理上草刈りはしてあったんだろうな。今はシードバンクかな。
岩崎橋から見えるあれは取水口だったのかな?
国学院久我山近くの兵庫橋から眺める桜は満開になったらいいかも!
以前はもっと川べりを歩けたのかな?
この緑道は歩くことを目的に歩く方々には良いのだろうけど私のようなのにはいささか退屈なぁ。。
工事中のこの橋は牟礼橋というのか。
お!ものすごいケヤキの大木だ!
行ってみる。
工事の関係で近寄れないから文字が読めない。何が書いてあるんだろ?
牟礼橋からランニングの外人さんが玉川上水を渡るのが見えた?
牟礼橋の横に小さな橋が架かっていたのか。
ここで一気に目が覚めた!!!
なんだこの橋!?!
煉瓦のアーチ橋じゃないか!!!明治末期か大正初期か。
どんどん橋というのか。
この「右ふちう」という道標はケヤキの大木と関係あるんだろうか?
案内板は色々と立つけど、どんどん橋に関しては何にも書いてない。
もしかしてこの「どんどん橋」は「ロンドン橋」だったんじゃないだろうか!?!
頭が橋になる。
あれ?三鷹市?
このあたりは入り組んでいる上に方向音痴だからよくわからないけど牟礼橋は三鷹市になるんだ。
お!なんか美味そうなお店。キッチンひだまりさんというのか。
ここも取水口だったのか。
どんどん橋ほどインパクトある橋は無かったなぁと思いながら、井の頭公園の西端。
井の頭公園って三鷹市と武蔵野市にまたがっている公園だったんだよなと気が付く。