昨日は出たついでにみなとみらい線新高島駅直結のBankART Stationへ。
ポストバブルの建築家展-かたちが語るとき-アジール・フロッタン復活プロジェクト。
会期は1月12日~2月19日。
この展覧会は、水没の窮地にあった1929年にル・コルビュジエがリノベーションを行い前川國男が担当したアジール・フロッタン(浮かぶ難民避難船)に端を発して、昨年フランスのFRACサントル=ヴァル・ド・ロアールでおこなわれ、現在パリ日本文化会館で開かれている展覧会と同じコンセプト、同じ出展者によって、日本で並行して開催されている。
アジール・フロッタンは日本建築設計学会の支援で2020年10月19日に浮上した。
35組の今を創る建築家がポストバブルを問う。
面白く見応えあった。
でも・・・
どんな建造物でも、その後。
その後なんだ。
パビリオン・トウキョウで見た作品を思い出していた。
疫病下のしかも緊急にいわば野戦病院として使用されることが決まった施設の前の作品。
植物は萎れ枯れスタッフは心折れそうなのがわかった。そんなに長い会期ではないのに、疫病下という特殊事情と暑さに作品は疲労感におしつぶされそうですらあった。
バブル期の建造物と違ってと言いたいとこだけど、どんな建造物でも、時代にもてはやされた後なんだ。
な。。
ま。
アジール・フロッタンの欠片を眺めてみる。
まるで地球のような色合いじゃないか。