多摩丘陵の里山風景が保全される川崎市西部に位置する黒川地区。2016年からその里山を会場に年に一度展覧会がひらかれ、小田急多摩線・はるひ野駅~黒川駅の間の里山の小路を散策しながら楽しめる。
黒川里山アートプロジェクト緑と道の美術展in黒川2022。
会期は11月1日~11月30日。
黒川よこみね特別緑地保全地区。


いいじまれいか。
「寿司が生まれた」。
ここではないどこかに行きたい。

マグロは寿司になることで海を飛び出して世界をめぐる。


どんな夢を見てるのだろ。


柴田まお。
「Camouflage」。
木立の中ならカモフラージュ。




佐藤英行。
「鴉の舞」。
佐藤はずるがしこいカラスが好きだという。


カラス愛に満ちてるのだ。

黒川よこみね特別緑地保全地区から黒川海道特別緑地保全地区へ。

立川真理子。
「キノコミチ」。
キノコが胞子をぷわぷわと飛ばす。キノコの旅は続く。



栗原勉。
しゃべる 「あ」、「うん」。
栗原は、神社仏閣の阿吽の口の形が「0」と「1」に見えたという。



鳥瞰すれば0に見えるようにシャベルを並べる。

同じく1に見えるようにシャベルを並べる。

阿はコトの始まり。吽はコトの終わり。
衛守和佳子。
「月のある夜」。
そんな里山を月が見守る。

