今日の隙間時間はサクランボの偵察がてら志賀高原の信州大学志賀自然教育園へ。
平地は暑いくらいだけど志賀高原はいささか肌寒い。
教育園の公衆トイレもまだ閉鎖中。
ゆっくりと歩き出せば、おや!ウサギの糞だ!!
無事に越冬できたんだ。
割ってみる。
ちゃんと食べられる物を見つけてしっかりと食べているんだ。
そこかしこに雪が残り、足元は雪解け水でグジャグジャ。
長池の周囲にも雪が残る。
志賀高原の池や沼は太古の火山活動で形成された。
長池は、志賀山の噴火で数万年前できた志賀高原では最も新しい溶岩台地と古い溶岩の丘の間の窪地に水がたまってできた。
流れ込んでくる水もなければ出ていく水もない。天から降りるままに天へ還るままに増えたり減ったりする。周囲もほとんど自然の成すがままになっている。
私は志賀高原の池や沼の中で、この木々の屍累々な長池に一番惹かれる。
ん?
なんか泳いでいる。
餌なんてあるんかな?
タカネザクラの蕾はまだ固そうだけど鳥が来てるからもうすぐに咲くのかも。
今年は桜もなにもかもあまりに早かったから、ここでようやく早春を感じた気がした。
志賀高原だって以前のようにGWまで滑れるというような気候でもなくなっているのだけど。