JRさんには申し訳ないと思いながら地下鉄から東京ステーションギャラリーへ。
8月30日~10月20日まで「没後90年記念 岸田劉生展」。
岸田劉生といえば「麗子像」。
私にはどうも不気味にみえる。
うちの娘は世界一の美人だ!と口に出す人はあまりいなけど、たとえば子供の写真を選ぶ時でもできるだけ愛らしく写っているのを選択するのが親というもの。
根っからの天才肌だったのだろうな。自分の可愛い盛りの娘ですら己の求めるところへと冷静に描いている。
東京ステーションギャラリーは、今と明治が混在する不思議な空間。
キュレーターさんが30分ほど建物ガイドをしてくださる日もある。
壁を剥がしたむき出しの煉瓦が語る駅舎の歴史。
次回の企画展は11月2日~11月24日まで「辰野金吾と美術のはなし 没後100年特別小企画展」。
建築家としての辰野金吾にスポットをあてる企画ではないようだけど、その時にまたじっくりと。