昨日の読売新聞の地方面に益田家のモチノキが力尽きたとの記事があった。

私がかながわ名木100選めぐりをしていたのは2013年~2014年。
戸塚にある益田家のモチノキにお邪魔したのは2013年12月上旬のこと。
モチノキは生き生きと葉を茂らせていた。






個人宅だから撮影許可をいただけるかどうかおうかがいするために益田家母屋にうかがった。
モチノキも素晴らしかったけど、茅葺の母屋も素晴らしかった。

だだ・・・
対応してくださった奥様のご様子が元気がなくて気になったら、なんかご当主が突然にお亡くなりになったような感じだった。
茅葺屋根も葺き替えの時期がきているようだった。
戸塚の国道1号線沿い。
はたしてこれからどうなるんだろ・・・と思いながら、バスで通りかかるたびに車窓からみていた。モチノキは元気だけどあの親切な奥様はどうされてるのかな?
更地になったのを見た時には、実はもうモチノキは切られてしまったものとばかり思っていたのだけど、移植されていたんだ。でもとうとう力尽きて枯死してしまったんだな・・・
木とて寿命はある。人がそうなように運も寿命のうち。
仕方ないことなのだけど、歴史の証人がまたいなくなったなぁと思うのである。
きんも若くて元気だったんだなぁ。。。
