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2023・3・9 川崎市岡本太郎美術館「第26回岡本太郎現代芸術賞展」。川上一彦。川端健太。柴田英昭。高田哲男。千原真美。

川崎市岡本太郎美術館では第26回TARO賞の入選作品展開催中。
「第26回岡本太郎現代芸術賞展」。
会期は2月18日~4月16日。

「岡本太郎現代芸術賞」は、時代に先駆けて絶えず新たな挑戦を続けてきた岡本太郎の精神を継承し、自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを突き付ける作家を顕彰するべく設立された。
26回目の今回は、595点の応募があり、23名が入選した。
岡本太郎賞と岡本敏子賞該当作無し。
特別賞は、足立篤史、澤井昌平、関本幸治、レモコ・レイコの4氏。

川上一彦。
「ちゃいおすてぃっくじぇーぴーぴー|Chaiosuteikkjiepi-pi-」。
作品サイズ・500×500×150cm
素材・コラージュ(和紙プリント):かけ軸:糸:三輪車:木箱:筒
大正・昭和初期の印刷物を使用したコラージュ。かけ軸で再構築したインスタレーション。
戦争や災害の写真が多い。激動の時代を生き抜いている人々がいる。
川上は、理屈などかなぐり捨ててどうか作品と対峙して、何かを感じて貰えれば幸いです。と、結ぶ。




川端健太。
「そこに見えて居ない|Visible but invisible」。
作品サイズ・330×400×50cm
素材・木製パネル:綿布:油彩:鉛筆:アクリルエマルジョン:ジェスモナイト
川端は、作品を通しインターネットなどの多層的な隔たりにより直接触れたり見たりする体験が希薄化した現代特有な感覚を提示したい。と、言う。



柴田英昭。
「コラージュ川柳|Collage Senryu」。
作品サイズ・500×500×500cm
素材・A4コピー紙:古新聞:糊
コラージュ川柳は、柴田が2010年にある小さな展覧会のために言葉遊びの参加型アートとして考案したという。
この展覧会期間中もワークショップを定期的に開催している。
面白いのだけど、ふと、新聞が紙媒体で無くなったら次はどうする?とか思うのであった。





高田哲男。
「B.B.B(Black Ballpoint Blues)」。
作品サイズ・500×500cm
素材・ボールペン:鉛筆:絵具:ハガキ用紙:クリアフォルダ
高田は、普通のボールペンでハガキサイズの紙に様々に描いていく。長いフリーター生活の中でバイトの合間や移動の最中を利用して描いてきたという。
1472枚が織りなすブルース。



千原真美。
「6.6.6」。
作品サイズ・80.3×391.2×10㎝:23×23㎝:25×30㎝:11×25㎝
素材・パネル:キャンパス
千原は、絵と絵のまわりをテーマにコラージュの技法を用いて制作しているという。
本来は絵の支持体として扱われるパネルをコラージュの素材として用いたという。
6はパネルやキャンパスの数。共通しているのは6だけ。



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