人生設計、狂い過ぎ。
ってそもそも設計してなかった!
停滞気味の読書欲。
何もかも億劫。
‘メンドくさい’って正当な理由?
いかん、いかん。
今こそ座右の酩を思い出さねば!
【世のなかを なんのへちまと思えども ぶらりとしては くらされもせず】
by 一休さん
『アイルランド幻想』ピーター・トレメイン
アイルランドホラー短編集
ゲール語やらアイルランド語やらが頻出。
訳注読まずにすっ飛ばし読み(ってかなり失礼か?)。
ま、読むテンポが中断されるのが嫌なもので。と言い訳。
なんとなく、先が読めちゃう話が多い。
本書でアイルラントに対するイギリスの植民政策の苛烈さ、大飢饉の悲惨さを初めて知る。
‘大飢饉になった原因は、アイルランド人がじゃがいもを植えた場所を忘れたから’というジョークを読んだ事があるけど。
原因はジャガイモ疫病の蔓延です、あしからず。
大飢饉の際に、アイルランドから百万人がアメリカへ移民として渡ったという─。
『密告者のゲーム FBIとマフィア、禁断の密約』ディック・レイア&ジェラード・オニール
移民先でギャングになっちゃった!という実録物。
サウスボストンのアイルランド系ギャング、ジェームズ・“ホワイティ”・バルガー。
イタリア系マフィアとアイルランド系ギャング、FBI.、州警官の攻防戦。
ギャングとFBI捜査官との、有りえないとういか、有ってはいけない関係。
恐ろしや。
『トリスタン・イズー物語』ベディエ編
コーンウォールのマルク王の甥トリスタンとアイルランドの王女イズーの許されぬ恋。
とは言え、‘愛の秘薬’を誤って飲みかわしちゃったんだから、どーしよーもない。
元々は神話というか、伝説なので、ね...
“テンペスト”と“オセロ”を足したような感じ。
ポエマーな文章だったら、読むのちょっとメンド臭いな、なんて思ってましたが。
意外に面白く、逢引やら逃亡やらの行動や、嫉妬や復讐の展開も楽しめる。
さんざん映画化されたり、オペラになるのも納得。
最後の最後までドラマチック。
‘王女イズー’は黄金の髪の美女ですが。
アイルランドの赤毛美女と言えば?
モーリン・オハラ?!
情報の更新がまったくされてないな、自分...
アイルランドづいたので、久しぶりに聴いてみた。
[Bing Crosby TOP O' THE MORNING/HIS IRISH COLLECTION]
アイルランド系のビング・クロスビーが郷愁を込めて歌うアイルランドの歌の数々。
子守歌とかダニー・ボーイが有名。
10曲目:DEAR OLD DONEGAL
早口でご近所の名前をあげていって息切れするとこが可笑しい。いつ聴いても笑みがこぼれる。察するに、いかにも、なアイルランドの名字なんだろう。
昔の歌ってコーラスが楽しい。
「ONCE ダブリンの街角で」 (2006年)
現代のダブリンを舞台に描く清々しい青春‘ソウルメイト’ストーリー。
書き下ろされた曲がとにかく良い。
ミュージカル舞台化され、トニー賞も獲った逸品。
「麦の穂をゆらす風」(2006年)ケン・ローチ監督
アイルランドの内戦を通して、ある兄弟の悲劇を描く名作。観賞後、立ち直るのに時間がかかる1本。が、素晴らしい映画。
個人的には「処刑人」シーリーズは捨てがたい。
サウスボストンのアイルランド系兄弟が大暴れするバイオレンスアクション。
登場人物が秀逸で映画好きには、たまらないおふざけ有り。
「処刑人 」(1999年)
「処刑人II」 (2009年)
北アイルランドが舞台の映画「マンボ!マンボ!マンボ!」 (2000年)
ビデオタイトル:マッド・アバウト・マンボ
結構面白かったのに、DVDは?
ケリー・ラッセル出演。サッカー少年がフットワークを良くする為にマンボを習う話。
・・・面白いんだってば!ホントに。
書き足らないけど、ここらで力尽きた...
ほら、子守歌が聞こえてくる。
トゥーラルーラルラートゥーラルーララー・・・
(THAT'S AN IRISH LULLABY)