パニック発作は、かなり意地悪というか天邪鬼的な
奴でして・・・自分が恐れれば恐れる程、現れるんですよ
人が ビクビクしているのをあざ笑うかのごとくにね
だから、「来るなら来い

」
とか、「パニックに なってやろうじゃないか

」
などと 開き直ると、、、
パニックも 恐れない奴は 脅かしても面白くないらしく
やって来ないみたいです。
もし、パニックの奴がやって来ても 慌てない
にらめっこ・・・でもするつもりで、腹をくくること。
消そうとか、逃げ出そうとせず、、、
「お前の正体を見破ってやろう

」
といった態度に出てください
ここで大切なのは、パニック発作の観察やパニックに
なっているときの自分自身を客観的に見ることだと
思います
パニック発作は、一瞬にして襲ってきて
一瞬にして 恐怖心は頂点に達します。
が、 その後は必ず ゆるやかに恐怖心が弱くなります。
即ち、パニックでなくなってきます
この発作は、1時間も続かないはずです。
長くても 20~30分・・・短い人は、1分も
かからないと思うのですが。。。
私は、美容院でパニックになったときがあります。
背中はカッーとなって、胃がキリキリしました。
気分は もちろん「どうしよう、どうしよう

」
といった具合でした。
恐怖と不安で、気が狂うのではないか。
このまま死んでしまうのではないか。
そこまでいかなくても、倒れてしまうのでは・・・。
この人、変だ・・・と思われるかも・・・。
瞬時に色んな思いに駆られました。
幸い、目の前に大きな鏡があったので その時の
自分を鏡でも観察してみたのです。
心身ともに とってもシンドイ筈なのに・・・
自分の表情などには、それが表れていない
これでは、他人には何も分からないでしょう。
良くも悪くもね。
そして、先に書いたように 心を観察しました。
やはり、ゆるやかな曲線を描きながら 恐怖心は
薄れていきました。
それからは、何事もなかったかのように過ごせました。
もちろん、パニック発作の恐怖を 長時間引きずって
いる時期は無理だと思いますが。。。
少しでも 心にゆとりが持てた方は、ぜひ客観的に
パニック発作と発作になってる自分を観察していただきたい。
きっと、得られるものがあるはずです。