月乃和熊(ツキノワグマ)のささやき

歴史好きオヤジが細々と大震災、水害、雪害の復興花火や図書館の蔵書の支援を続けていまふ。

被爆クスノキ2世

2012-06-05 19:58:20 | 歴史こぼれ話
1945年8月9日 11:02、広島に続いて長崎にプルトニウム型原子爆弾が投下され、死傷者約15万人(内死者7万4千人余り)、当時の長崎市の人口の2/3が犠牲になった。

爆心地から南東に約800メール離れた場所に位置した、山王神社の2本のクスノキも罹災したが生命を吹き返し、戦後の復興に立ち上がった人々の心の支えになった。

そのクスノキの苗は、池袋区役所近くの公園に植えられ、道行く人々に振り返られることもなく、ひっそりと育っていた。

豊島区民センターで、6月10日(日)まで、非核都市宣言30周年記念事業として、戦争・原爆被災者展が開催されている。

そろそろ、原発など不要だと、怒っても良いのではないかと思う。