また貼り紙が増えてしまいました

先日、診察室に入るなり、無言のままずっとスマホで動画を撮っている飼い主がおりました。

お連れの方が、犬を撮るだけですから、と言って診察が終わるまでずっと撮っていました。

こういうことがあると、注意や禁止事項が増えます。

その診察中は、自分は何も言いませんでした。

何も言わないのは、言ってわかる人ならそもそも言う必要がある行動をしないだろう、言って機嫌が悪くなったり反撃されたりしても気分が悪い、そもそも閉口しているということです。

書いてないからやっていい、そういう人がいるから、わざわざ書かないといけなくなります。

人としてある程度の感覚がある人なら当たり前すぎてやらない、わざわざ明文化する必要もないから書いてないだけです。それがわからない人が出てきたら禁止するしかありません。

当院は飼い主さんの御自宅ではありません。テーマパークでもありません。黙って動画を撮られることを快く思う病院ではありません。

私も鬼ではないので、百歩譲って写真や動画を「撮っていいですか」と聞かれたら、ああ良いですよ、と許可することはあります。ですが、当然のように許可もなく撮るのは今後は断固拒否します。

そういう方は「写真や動画をどんどん撮ってください！」という動物病院をお探しください。当院はそういった病院ではありません。

勝手にそれをやられると自分もスタッフも仕事中、気が散ります。
録音もされてると緊張も走りますので言葉も極力発したくなくなります。

動物の診療にとってはマイナスしかありません。

高知　きたむら動物病院
犬と猫の一般診療・内科・皮膚科・内分泌・理学療法
高知県高知市北川添24-27 088-880-5123
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