5月27日の北海道新聞に、新型コロナ下の子どもたちに道内の新進作家の作品で夢を与える「どうしんえほん」の第一弾として、「よるがとんでゆく」「やかんひこう」の二冊の絵本が発売されたという記事が載りました。出版不況と言われる昨今、若い人たちに活躍の場を与えようという企画に感心し、さっそく本屋さんでその二冊を購入してみました。
よるがとんでゆく
やかんひこう
よるがとんでゆく
絵 熊八木ちささん
文 浮川千裕さん
絵が新人とは思えないほど美しいです。オジロワシの現状や成長を丁寧に描き、最後の1ページ、ワンカットまであたたかい作品です。読後親子でいろんなことを話せそうです。
やかんひこう
絵と文 やまだなおと
こちらはほんわかした絵とテンポのよいストーリーで、特に幼児から小学校低学年まで楽しく読めると思います。
今回の二冊、「こどものとも」のようにソフトカバーです。価格は税込990円。この1000円を切る価格というのがいいと思います。
この企画が軌道にのって、第二、第三弾が発行されるのを待ってます。
若い世代の応援で買いました。赤ん坊の孫がいるので、大きくなったら読み聞かせをしてあげようと考えています。
なんとまたいい絵本なんだろう。
お子さんたちみんなに見せてやりたいでしょうね。