千代田区役所 道路公園課

　昨日千代田区役所５階にある「道路公園課」と「都市計画」に行きました。

　聞きたかったのは、神保町から水道橋までの道路の拡張の進捗状態です。都市計画道路決定が昭和２１年だそうです。自分が生まれるよりも前です。

　皇居から神保町までと、水道橋から白山方面は拡張が終わってますが、この間は噂と話は出てますが一向に進みません、特に神保町から水道橋に向かい左側（左側が拡張される）は昔のままです。何故かと言うと道路予定内では新築の場合高さが制限され２階までしか建たない様です、ですからその部分だけ低くそれ以外は高く建っているのが解ります。以前の富士スーパーの建物の様な形です、ですから通りに面した建物は残りが１m〜３mしか残らない所も出てくるので、拡張が難しいのでしょう。

　その代わり神保町から水道橋の間は「電柱地中化」が行われる様です、東京オリンッピックのマラソンコースだからだそうです（国道なので区道とは違います）、他にコース上では後一箇所ある様です。

 

　「電線地中化」共同溝で水道・ガス・電線の地中化では無く、電線だけの地中化を計れば費用が少なくなると聞いたので聞きましたが、「共同溝の整備に関する特別処置法」http://www.houko.com/00/01/S38/081.HTM　と言う法律が有るので、電気だけでの地中化は難しい、他にも有線放送とか電柱を使用している企業体が有るので東電だけでは進まないそうです。

　でも方法は他にも有りそうです、「道路占用Q&A」https://www.hido.or.jp/14gyousei_backnumber/2009data/1001/1001senyouQ&A.pdf　では「景観法」との絡みで出来ることが有ると書かれてます。千代田区では部分的に「電柱の地中化」が行われております、大きな建築物の計画時に「地域貢献」として、事業者にお願いしている様です。

 

　他にも「都市計画公園」の整備状態、整備の順番などの聞き込みを行いましたが、道路公園課で決めるのでは無いようで「教育財産」とか「行政財産」とか「一般財産」などの区の所有している物でも性質が違うので、それぞれが有るので「計画的」に判断して行うそうです。
　地域的な動きは見える範囲で分かりますが、区全体の動きは目に見えないと動きが解りません、区全体の整備の「ロードマップ」の様なものが有れば全体が」俯瞰できるのでは？　千代田区の様な小さな地域、霞が関・大丸有（大手町・丸の内・有楽町）・皇居を除けば、神田地区と麹町地区だけでのロードマップの製作は難しくは無いのでは。

 

　合わせて６階の「施設課」にも伺い、区の保有している土地・建物・などの場所と内容を聞きましたが、「行政財産」「一般財産」「教育財産」などの性格の違いで整備・扱い・利用方法、所管の違いで全体の所有財産の一覧表は無いようです、独自に調べます。

 

　その行為の中で、「千代田区のHP」で「入札経過調書」http://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/nyusatsu/kekachosho/index.html　が有りました、工事とか備品購入の入札の状態が公開されております、面白いので見た方が良いです。
　特に面白いのは「２１年度３月分（２２年３月）」です、http://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/nyusatsu/kekachosho/documents/d0010649_5.pdf　「神田地区」と「麹町地区」の道路維持工事の入札です、A社が麹町地区を落札して、B社が神田地区を落札してますが、B社は両地区共同じ入札金額ですが、A社が麹町地区を落札しているのでB社が落札者です、この事を以前確認しましたら、本来の費用はもっと掛かるのでこれはこれで良いのだそうです。→　解りますか？

 

　→　続く

 

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