昨日帰宅時に気がつきました、以前から千代田区の道路公園課の課長には具体的な日時が決まったら事前に教えて欲しいと伝えてはおりましたが。
9月6日に伐採のお知らせが木に付けらてました。
多くの方に知られている、映画テレビの撮影にも使われている、猿楽町の旧交番跡地が有ります、関東大震災後に作られた様です。
猿楽町のシンボルで「千代田区景観重要物件」にも指定されております、その脇にはプラタナスの大木が有ります。
元々は道路上に大昔に誰かが緑が少なかった時に植えた様で、千代田区の樹木にも登録はされてはおりません、20年以上前にこの部分に歩道が出来ました、その時に歩道上に残され植栽枠も作られました。
自分も子供の時から非常に馴染んでいた樹木です、このプラタナスが歩道上の障害物扱いになり、今回伐採されることになりました。
移植も含めて検討はされ、不可能だと診断され、自宅の空き地に植え替えも検討しました、その際は費用は個人持ちになると、「道路公園課の課長」にも言われました。
この交番の隣には以前37坪の敷地がありました、相続で親類の方が相続されマンションが建てられました、自宅の隣地でも有り学校の隣地でもあるので、マンション紛争になりました。
自分にとっては色々な思い出の場所です。
所有者も無い! 単なる邪魔者扱いです。確かに歩道上の支障物です。
歩道が出来た時期はまだ住民も多く、この木は地元に密着しており、自然な風物でした。
この木を守ろ事が出来ない自分に、不甲斐なさを感じます。
今は町会の意見も支障物の意見が多く、何とかしたい気持ちは有りますが何とも出来ません、管理も近所の方の善意だけです。負担にもなりつつ有るのが現実です。
今まで恩恵を受けてきたので、今までの感謝の気持ちと、樹木を慰霊することを考えております。