昨年の10月から11回も開催された「お茶の水小学校建て替えと周辺・・・」の特別委員会が今日(6/20 PM3:00)から開催されます。長文になりますが最後までお読みください。
今回は住民側から出されている「現地での建て替えを望む・・」陳情書に署名された方から意見を聞く委員会です、6/20現在 1,300名の署名が集まっております、議会が住民の意向を反映するのか? またもっと行政側から事情を聴いて審議を続けるのか?
委員の方も千代田区での学校建て替えは現地でしか行われてない、何故移転を検討するのかが分からない、何かの事情が在るのでは無いかと感じると。 これが住民側の真っ当な感覚でしょう。
過去に11回(実質は9回位)も事情を精査しておりますが、正確で判りやすい情報が行政側から出てこないのです。
傍聴者の目線で毎回の委員会を傍聴した感想をここに書きます、正確な議事録は区議会の議事録で確認が出来ます。区議会議事録
「 お茶の水小学校建て替え問題 2016.06.15
問題の発端はH27年9月に「お茶の水小学校地域懇談会」が行われ、参加者に「建てかえにこういう形で教育委員会、千代田区は動いていますよ」と説明が有った事です。
平成27年10月15日の予算特別委員会・総括質疑の中で冒頭から資料が提示 される。 答弁が4時間迷走、区長は「一度立ち止まり全庁的に対応を検討する」で 議会は特別委員会設置を決める。
特別委員会の経緯
第一回 H27年(2015)10月21日 AM10:30 正副委員長を決める。
第二回 H27年(“2015) 10月30日 委員長の話、当委員会の性格説明。予算・決算特別委員会において、こ のお茶の水小学校・幼稚園の改築について議論になり、幼稚園の園舎が錦華公園の中にあること(仮園舎のまま20年・早急に改築することが地域住民にとっての喫緊の課題)、しっかりとした答弁が執行機関からなく、早急に子どもたちのためにも進めていくために当特別委員会が設置をして。委員の皆様にも活発 なご議論をいただきたい。
視界資料不足・行政がH24年からの検討した経緯の正確性の疑問、再度の資料提出で次回に持ち越し!
傍聴者→行政が色々と検討したような資料でしたが、動きがないとの答弁も説明した事になっている、表面的(水面下?)には動いてなかった。
第三回 H27年(2015)11月17日 PM1:30
保科子ども部長から、H27.10.27・H27.11.10 の二回教育委員会で報告をしたが、その内容が前回の特別委員会で問題になった資料を使っていたことで、議会と行政側の問題に対する意識の違いが起き、再度資料を要求して委員会は終了!!
傍聴者→見えない問題点、資料の検討が行われない事、先に進まない議論、双方とも「子供の事を考えているのか?」、時間の浪費・資料の検討も出来ないまま、双方に問題の解決を目指しているとは思えない。
第四回 H27年12月2日 PM3:00
委員長、前回行政側の資料に不備がありそのままその資料を教育委員会で使用した、執行機間の姿勢を問いたい。
島崎教育委員長、不備の資料で説明したことの不適切を詫びる、また前回の教育委員会への資料は回収した。
しかし行政側が行った説明は「まちづくり部」(駅の特別委員会・猿楽町周辺の検討の中で、話が出たが検討継続中で進んで無かった)が中心で、教育委員会を中心とした報告は無かったようです。
傍聴者→やっと実質的な学校の規模、敷地の形・広さが議題に乗りましたが、現地での建て替え検討の図面は何時出すのか?(3ヶ月かかっても図面・学校に必要な規模も出てない)、公園を利用している幼稚園の敷地分の移動(都市計画公園なので面積の確保が必要)、明治の敷地を購入出来ないのか?、お茶の水小学校周辺の現地視察日程、具体的な議論になりました!
第五回 H27年12月25日 AM10:30
「最後になりますが、3案とも校庭への日照を確保するため、校庭が日陰にならないよう、敷地の南側に校庭を設けること、言いかえますと、校舎を北 側に配置することを優先したため、錦華公園と一体的な利用を余り考慮して いないものとなっています。殊にA案、B案は地下給食調理場への車路スロープを北側錦華公園側に配置しているため、現在のお茶の水小学校の校舎と 同様に、学校敷地と公園の一体的な利用を考慮せず、現況・現在地での建築を念頭にしたシミュレーションになっております。」??→日陰図も無い!実感としては昔の錦華小学校の形状が日当たりが良かった。
傍聴者→学校の形状が「片廊下では無く、教室が廊下の左右に有る両廊下」の図面しか出てない、片廊下は防災上も日当たりも騒音も解決でき、校舎の幅も狭くなる、その検討図は出てない。
第六回 H28年1月20日PM1:30
錦華公園は都市計画公園
D,E,F 案の説明、日当たりを重視した計画、南西の校庭。 錦華通り沿いの案(旧錦華小)の検討を要請、東側に校庭。 校舎の教室の要求水準・3X6=18クラス必要、幼稚園+アフタースクー ル設置、九段小よりはクラス数が多い。 都市計画公園部分移設の検討、候補地が無い!
仮校舎のコストは?
日陰の状態は?校庭の規模・位置
第七回2月16日 AM10:30
行政側から現地・移転後の建物の案が6案出される。その中で行政側が明治大学に交換した場合の案を作るために行った行政行為が権限上の行為なのか?の指摘が委員から出る。行政側は明確な答弁なし。
明治は仮校舎には使用中なので貸せないが、交換ならば検討できる!権限者かは未確認・担当者の氏名は出さない。
傍聴者→ 図面の説明は出来たが、必要としている規模の根拠はまだ提出されない、3倍以上の規模なのに根拠が出されて無い!根拠の基礎は人口水準の高位・出生率1,73! で計算!265名→700名! 今は1クラス18~20名 18クラスを想定。
第八回 H28年3月4日 PM3:00
お茶の水小学校建築「要求水準」(建築の規模の概要)がやっと公開される。とても大きな校舎、現在のお茶の水小学校の在校生は265名、700名規模で3倍以上の定員 の根拠は不明確、現校舎の約1.73倍、給食室は現在は181m²゙計画は384m²、トイレも空きスペース共有部も過大、昔の錦華小学校は同゙敷地の三階建の校舎に 1000名以上在籍、本当に狭いのか?。
陳情書 ・現地での建て替えを検討して欲しい(当初は905名6/12現在約1,300名)の審査 、
第九回 H28年4月25日 AM11:00
陳情者からの意見を聞く機会を設ける。近隣の町会・学校関係者・近隣大学などからも聞けたら聞きたい。
終わり。
第十回 H28年5月19日
陳情者からの意見を聞く予定でしたが、行政側が陳情書の内容に十分に答弁が出来ず質疑が出来ない!、
意見を聞くのは後日に変更になる。
2分で終わり!(予定は11:45開始が遅れ12:00開始、2分で終わり)
第十一回 H28年6月2日 PM3:00 石川区長が出席
区長は「良い教育環境を作る」!の答弁が多かった、(まだ議事録が無いので自分が聞いた部分でしか無いです)
半年もかけて委員会が開かれているが、明治大学との交渉・話の本質が出ない、
傍聴者→ 最高責任者である石川区長の答弁では、問題点・疑問点・経緯経過・目的の根拠・は見えては来なかった、議会が住民の意向を取り上げて前に進める事を望む。
第十二回 H28年6月20日 PM3:00
陳情者からの意見を聞く予定 」
あくまで傍聴者個人の感想と意見です、皆様の考えの一助に成る事を願っております、また質問はメールなどでお伝えください。
あくまで個人の傍聴をしてきた感想ですか、現状265名の在校生の学校を 700名以上の在校生に対応する計画案です、現状の1.73倍(アフタースクル 部分も増設)の10,600m²の規模です、ですから現地では敷地が狭いので、 広くなる交換を検討したいそうです。 10回行われてますが、行政側が議員からの要求した資料を中々出さない!どの様な施設内容を求めているかの資料も図面(縮尺も不確か)だけだし、やっと昨日(12/25)「要求水準」(計画している内容)が出ました、3回目頃から議 員は要求をしております。 現在のお茶の水小学校の在校生は265名です、700名規模で3倍以上の定員 の根拠は行政からは明確に提示はされてはおりません、現在の在校生は1クラス18名で6学年で12クラス、計画では18クラスを想定してますが、広ければ良いだけの根拠です。
新校舎の規模を表す要求水準は、昨年の10月から要求してましたが、出てきたのは一昨日の3/4です、それを精査すると今の校舎の約1.73倍で、例えば 給食室は現在は181m²で゙計画では384m²です。 自分は建築の専門家では無いですが、知人の設計士との話で(独自に要求水 準から設計を依頼する予定です)は、トイレも空きスペースも大きく取って いる計画で無駄に大きくなつている図面と感じるそうです。 片廊下ならば校舎の幅も狭くなり肯定も大きさも確保が出来ます。
要するに個人の感想と情報から個人的に感じるのは、現地での建て替えは狭 い事を前面にだして、(昔の錦華小学校では同じ゙敷地で三階建の校舎に 1000名以上が学んでおりました、確かに今の教室よりは狭いですが約5m²せ まいだけです、また校舎の設置場所も日当りと隣の公園の日照にも配慮した 良く出来た配置です、校舎も片廊下です。)正確な情報を出さずに、ただ゙現状では狭いから近隣の敷地と交換出来れば1.6倍に成るから良いでしょう、仮校舎も作らずに引っ 越しは1回済むからが良いでしょう。と初めから交換が有りきが本音では無 いかと感じます。
子供の安心安全を考えれば、人目の多い現地での建て替えが自然な行為です、現地での建て替えを検討して本当に1.75倍が必要ならば 良いですが、規模の根拠も、配置を検討する資料を出す努力も行政は行って おりません、陳情書に書かれている様に現地での建て替えを早急に検討すべ きです。
一部の議員の様に大きければ悪くは無い、使わなければ゙他に活用が出来る! その様な事を言う方もおります、大きけれはば良いのでは無いです、大人の思 惑で子供達の教育環境を害してはなりません。
ですから、人口58.000人で1,300名の陳情書が採択され無いならば、もっと 多くの署名を集めるべく署名活動を継続しております、区民にだけで無く元 区民、これからの区民も含めて多くの方の署名の協力をお願いいたします。
必要な設備の面積を計算しますと 約5,800㎡です、全体は10,000㎡㎡なので共有部が4,200㎡です、過剰に大きと思います。
人口推計は「出生率 1.6 で計算されております。
昔の「錦華小学校」の日影図です、行政側から出てこないので独自に製作してもらいました。良く出来た校舎で錦華公園にも日影の影響が少ないです。
参考までに昔の「錦華小学校」の校庭側から(明治大学側)の絵です。
在校生1,000人以上、校庭も広いです。校舎は片廊下(教室が校庭側・廊下は教室の外側。)ですから今のお茶の水小学校の様に校舎の中央の廊下が在るのでは無いので、校舎の幅が今よりは狭くなり校庭の面積が確保されております。
3階建てなので、4階建てにすれば校舎の面積は充分に確保されます、幼稚園も中に入れます。