神田明大通りの歩道拡張に伴う「プラタナス」伐採問題で開かれたシンポジュウムで講演された「藤井英二郎」さんの近著です。
千代田区は皇居を中心とした場所です、その皇居からの緑のつながりと風の流れが都市空間を冷やしております。
一昨年から千代田区で起きました「3路線」の街路樹伐採問題で行った勉強会でも街路樹の効果を学びました。
都市生活では日常的な感覚で自覚はしてないが、街路樹から色々な恩恵を人は受けております。
千代田区でも1年半もの時間をかけて「道路整備方針」(今までは明確な方針は無かった)を公開いたしました。
「千代田区道路整備方針」http://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/kotsu/shisaku/hoshin.html
「千代田区道路整備方針 本編」しかし街路樹に対しての記述が少なく、また街路樹の整備方針は少なく感じます。あくまでも「街路樹」は道路付属物扱いで藤井先生の様な街路樹の効用に付いての記述は少なく感じます。
「千代田区道路整備方針(素案)に対する意見概要及び区の考え方」「意見募集」(パブリックコメント)がこの方針にどの様に反映されたのでしょうか?
街路樹が都市生活に重要な要素で在ることを、再度理解を深める為にもこの本は役立つと思います。