2011・3・11の「福島原発事故」に接した時、特に第三号機の爆発事故をテレビで見た時に「プルサーマル実施」した原発である事は以前からは知ってましたが、まさか日本に原発が54機もある事は知りませんでした。
知らない事の罪、いずれ消えていく自分たちの世代が次世代に何を残せるのか?知らなかったから次世代への責任は無いとは言えない事に気付きました、事故の原因も解らない中で再稼働が行われ、事故の責任も果たさずに退職している幹部たち。
事故の当事者であり、福島第一の当時の所長「吉田所長」彼を題材にした本、「ザ・原発所長」(黒木 亮)自分が好きな作家が独自の取材で、所長の人となりを描き原発事故を検証してます。
「アジアの隼」からの読者です、淡々と時系列で「所長」の生き方・過ごし方を描き、東電・原発の問題点が書かれております。今下巻の2/3まで来ました、もう直ぐ「3・11」の場面に成ります、緊迫の場面で彼の行動が、リーダーの行動が分かると思います、お勧めです。
「原発事故」以降の所長しか知れませんが、知れ得た範囲でも有能な人物だと思いますが、黒木亮さんが描き切ってくれてます。
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非常に緊迫したやり取りが分かります。