上の子も薬が効いたのか、昨晩はご飯も食べず6:30に就寝。下の子も8:00には寝て少し静かな夜でした。
でも、今日はすっごい南風!!こんなに締め切っているのに花粉入りの風がはいってくるのでちょっとブルーです。
上の子も37度とまたまた微妙な体温なので、もちろん3人で家の中。なもので、今日は昨日またまた少しみた教育テレビの話を。
今、「右脳」を鍛えるゲームが大人気。みなさん、ご存知でしょうか。私もひとつもっています。ちなみに現在の脳年齢は45歳でございます・・・。そのゲームの監修者である川島隆太教授が出演されていて、様々な実験と実に興味深いお話をされていました。
最初からみていたわけではないので、かなり断片的なのですが、テレビゲームと単純計算はどちらが脳にいいのかという実験では、明らかに単純計算のほうが活性化されたという結果がでたそうです。テレビゲームは両手で操作するものもあるので、こちらのほうが刺激があると考えられていただけに、意外な結果だったそうです。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」には、単純計算が含まれています。きっと、教授はこのゲームと単純計算を融合すれば、より脳の活性化が期待できるとこのゲームを開発さけたのではと思いました。(最初からみていればよかった・・・。)
そして、次にやっていた実験は、携帯電話で話しているときの脳の反応と、きちんと人と会って会話しているときの脳の反応を比較するもの。同じ会話なのに、携帯電話で会話すると、右脳が殆ど働いていないことがわかりました。これは、人と会って会話すると、表情、その場の雰囲気、声色など様々な情報を読み取って話しているらしく、右脳左脳とも活発に反応するのですが、電話だとその情報量が声色くらいと少なく、脳があまり反応しないそうなんです。
私が先日「人恋しいなー」と思った体験が、なんだかこの実験結果に表れているようで、「体は正直なんだなー」と感心してしまいました。
次の実験は親子の会話実験。親子で会話するのと、他人と会話するのとでは脳の動きがどう違うのかというものでした。すると、他人と会話するときのほうは右脳が殆ど働いていないことがわかりました。先の実験結果から単純に考えれば、「他人」のほうがより多くの情報を手に入れて話そうとするから、こちらのほうが脳は活性化されるような気がしていたのですが、実験結果は全く逆でした。
教授は、この結果に対して「理由はまだわかりません。でも、理屈じゃないんです。親子で会話すると脳が活性化されるということは事実なのです。だから、少しこどもが荒れると学校のせいだ、教師のせいだと騒がれますが、この親子の会話こそ一番重要視されなければいけないのです。親と子がいかに真剣に向きあって話せるかということが大切なんです。私たち学者はこのような実験を通してみなさんに訴えていきたいのです。」
とおっしゃっていました。
「ヒト」という動物が誕生してから、ここ数年で「目と目」をして話さなくても会話ができるようになって、そのことが「脳」にもいろいろな影響がでているようです。
メール、携帯電話、FAXと会話できるツールはありますが、なんといっても「ヒト」は
実際に顔をみて会話するのが自然だし脳にもいいということが昨日わかりました。
親子の会話、今もこれからも大事にしていこう・・・。