秋になると
果物はなにもかも忘れてしまって
うっとりと実ってゆくらしい
八木重吉
秋は稔りと収穫のとき。そんなふうに自然と
秋を迎えられる時代はよかった。
秋は黄昏時というよりは、成熟のときだった。
人のみならず自然にもどこか品位があった。
今は、人生の秋を前にしてひとはつい悪あがきをするし、
天候も異常続きで過去の経験が生きない。
なんとも貧相な、このところの秋である。
詩 「果物」 の全文
~ 朝日新聞 折々のことば より ~
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でもあの三味線体操
老若男女みんな笑いながら楽しそうにやっとった
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せめて日曜の夜は名月がみられますように