泣けました！

昨年のお正月同様、国立文楽劇場の初春公演に行ってきました
「七福神宝の入船」は
七福神が宝船の上でそれぞれ芸を披露する
お正月気分をたっぷり味わえるお目出度い作品です
「祇園祭礼信仰記」は
～金閣寺の段～と、
囚われの身となった雪舟の孫娘の雪姫が描いた鼠が命を得て姫を救う
～爪先鼠の段～が披露されました
「傾城恋飛脚」の～新口村の段～
ここは梅川忠兵衛と忠兵衛の父孫衛門との場面です
追っ手から藪を抜けて逃れてゆく二人の後姿に
「おヽそうじゃそうじゃ、その道じゃぞ。
それ、その藪をくぐるなら、切り株で足突くな」と届かぬ声をかけ
雪の中傘で頭と体を覆い、
悲しみに震えるラストシーンが素晴らしかったです