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インデックス 茶倉譲二ルート…茶倉譲二の小説の検索用インデックス。
インデックス ハルルートの譲二…ハルくんルートの茶倉譲二の小説の検索のためのインデックス。
手書きイラスト インデックス…自分で描いた乙女ゲームキャラのイラスト記事
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『年上の彼女』と同じ時期に書いたお話です。
ここでは、年下の子との恋愛というよりも、ちょっと手出しをするのは憚られる相手がいたとして、積極的な女の子のアプローチに譲二さんはどう対処するだろう? という興味で書き始めました。
吉恋のヒロインはそんなに積極的というわけではないですからね。女の子の方から抱きついてくるようだったら、どうするの? って。
この話はまだラストが確定してない…と言うか、途中で止まってます。
だけど、upするうちに続きの話も書けるようになるといいな…という希望的観測でupしていきます。
☆☆☆☆☆
譲二ルート以外のどれかのルートの譲二さん。
本編のヒロインは大学を卒業して就職、クロフネを出ている。
☆☆☆☆☆
マスターが好き~その6
〈譲二〉
しばらくして、ハルと一護も出店を覗きに来てくれた。
一護「マスター、久しぶり」
春樹「ジョージさん、この間はどうも」
譲二「あれからの話は聞いた?」
春樹「ええ、なんとなく。もう、手切れ金を払う必要は無いからってことで…。先方ははっきりは言わなかったんですが、会えたんだよね?」
最後は汐里ちゃんに向かって聞く。
汐里「おかげさまで、マスターのお兄さんが引き合わせてくれました」
春樹「それはよかった」
汐里「その節はすみませんでした」
汐里ちゃんは深々と頭を下げた。
譲二「ハルばっかり貧乏くじ引いたみたいでごめんね」
春樹「いえ、俺も気が進まなかったから、ホッとしました」
一護「ハルの仕事は人間関係の揉め事ばかりだから、大変だよな」
譲二「でも、ハルはそういう気遣いが出来るから、依頼人にも喜んでもらえるんじゃないかな」
春樹「そうかな?」
一護「ま、ハルには向いてると思うな」
☆☆☆☆☆
店を始めて二時間も経った頃だろうか。
俺がケースから氷を入れた桶に缶ジュースを移していると、汐里ちゃんが突然声をあげた。
汐里「あっ」
譲二「どうしたの?」
汐里ちゃんが右腕を抑えている。
俺は慌てて汐里ちゃんに近寄った。
その7へつづく