恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

話数が多くなった小説は順次、インデックスにまとめてます。

小説を検索しやすくするためインデックスを作りました

インデックス 茶倉譲二ルート…茶倉譲二の小説の検索用インデックス。

インデックス ハルルートの譲二…ハルくんルートの茶倉譲二の小説の検索のためのインデックス。

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インデックス 譲二さんの愚痴

2015-09-19 15:37:28 | インデックス

インデックス 譲二さんの愚痴 …いっちゃんルートの譲二さんの検索用インデックス。

いっちゃんルートの譲二さんは、順番に作ってないので、お話が前後していて見にくいです。
すみません。

◆佐東一護本編

譲二さんの愚痴(佐東一護本編1話)~その1

譲二さんの愚痴(佐東一護本編1話)~その2

譲二さんの愚痴(一護本編 2~3話)

譲二さんの愚痴(佐東一護本編4話)~その1

譲二さんの愚痴(佐東一護本編4話)~その2

譲二さんの愚痴(佐東一護本編5話)~その1

譲二さんの愚痴(佐東一護本編5話)~その2


譲二さんの愚痴(本編6話)

譲二さんの愚痴(一護本編 6話)~幕間

譲二さんの愚痴(一護本編7話)~その1

譲二さんの愚痴(一護本編7話)~その2


譲二さんの愚痴(一護本編8話)


譲二さんの愚痴(本編11話)

譲二さんの愚痴(一護本編13話)

譲二さんの愚痴(一護本編14話)

譲二さんの愚痴(一護本編14・15話)~その1

譲二さんの愚痴(一護本編14・15話)~その2

譲二さんの愚痴(一護本編最終話)~その1

譲二さんの愚痴(一護本編最終話)~その2


譲二さんの愚痴(一護本編end)


◆佐東一護本編エピローグ

譲二さんの愚痴(一護エピローグ1話)~その1

譲二さんの愚痴(一護エピローグ1話)~その2

譲二さんの愚痴(一護エピローグ1話)~その3

譲二さんの愚痴(一護エピローグ2話)~その1

譲二さんの愚痴(一護エピローグ2話)~その2

譲二さんの愚痴(一護エピローグ2話)~その3

譲二さんの愚痴(一護エピローグ2話)~その4


譲二さんの愚痴(一護エピローグ3話)~その1

譲二さんの愚痴(一護エピローグ3話)~その2

譲二さんの愚痴(一護エピローグ3話)~その3



◆佐東一護続編

譲二さんの愚痴(一護続編 super happy end)


ハルくんの独り言(本編11話)~その4

2015-09-19 08:00:50 | 吉祥寺恋色デイズ 種村春樹

ハルくんルート本編をハルくん目線から妄想してみた。
o(〃^▽^〃)o

ハルくんの独り言(本編11話)~その3へ


☆☆☆☆☆
種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ

☆☆☆☆☆
ハルくんの独り言(本編11話)~その4

土手からちょっと降りた所で、息が切れたのか佐々木が立ち止まっている。

ハァハァと少し苦しそうだ。


春樹「佐々木!」

百花「きゃっ!」


俺は佐々木がもうこれ以上逃げないように手首を掴んだ。

佐々木が驚いて振り返った。


春樹「あの、さっきのだけど…俺…」

百花「いいの!気にしてないから!」

春樹「え…」

百花「ごめんね、急に泣いたりして…あれは、その…」

春樹「佐々木! 聞いて、俺は…」

♪~

俺の言葉を遮るように携帯が鳴っている。


百花「…ハルくん、携帯鳴ってるけど・・・出た方がいいんじゃない?」

春樹「…ちょっと待って。絶対、逃げるなよ!」


俺は佐々木に念を押した。

だって、やっと佐々木を捕まえたのに。

ちゃんと俺の気持ちを伝えないと。



電話はタケからだった。

リュウ兄を確保したからという連絡だった。


剛史「ハル、お前はどこにいんの?」

春樹「ん~。今土手まで来ちゃってる」

剛史「そっか、俺たちはまだしばらく出店を回ってる。リュウ兄がたこ焼きも食おうって言ってるから…」

春樹「俺…、ちょっと今立て込んでるから、後でまた電話するよ」

剛史「わかった。じゃあな」

春樹「うん、それじゃ…」


携帯をしまいながら振り向いた。


春樹「佐々木、ごめん。あのさ、さっきのだけど…」


佐々木が俺に何かを差し出した。


うわっ! これ佐々木と撮ったプリクラじゃないか。


携帯を取るときに落ちたらしい。


焦る俺に佐々木はプリクラを手渡してくれた。


春樹「…ありがとう」

百花「もしかして…それ、いつも持ち歩いてるの?」


佐々木に問われて、また焦る。

でも、結局そのことを認めた。

そして、佐々木に一生懸命説明した。

焦るとなんだか饒舌になる。

春樹「家においておくのも何だし、かといってカバンを使い分ける度に入れ替えるのも何だし、それなら、財布と携帯と一緒に持ってれば、問題ないんじゃないかと思って。それに、この時の佐々木、すげー可愛いんだもん」


佐々木が驚いたように目を見張った。

俺はますます焦って言い訳する。


春樹「なんか持ち歩いちゃって…。うわー、俺、変態みたいじゃん。ごめん、気持ち悪くて」

百花「そ、そんな風には思わないよ!」


言葉が途切れて、沈黙が訪れた。


その5へつづく