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吉祥寺恋色デイズ 茶倉譲二の妄想小説。譲二ルート続編のお話を彼氏目線で眺めてみました。
ネタバレありです。
☆☆☆☆☆
茶倉譲二 続編第四話~その1
〈譲二〉
翌日になった。
今日は百花ちゃんとデートを約束した日だ。
俺は朝早く起きて、腕によりをかけて弁当を作った。
張り切って、少し作り過ぎたかな?
ま、いいや。
百花ちゃんのリクエストは井の頭公園。
ここからは歩いていける。
☆☆☆☆☆
譲二「せっかくのデートだし…手、つなごうか?」
彼女の返事は聞かずに、きゅっと小さな手を握った。
譲二「行こうか、百花ちゃん」
百花「はい!」
2人で商店街を歩いていると…。
ああ、見つかっちゃった。
まあ、いいけどね……。
理人「あれっ?百花ちゃん」
一護「マスターも一緒かよ」
竜蔵「なんだ? 2人で買い出しか?」
春樹「リュウ兄、違うよ」
竜蔵「なんだよ」
ハルが黙って俺たちの繋がれた手を指した。
竜蔵「な、な…お前ら」
竜蔵「こんなところで堂々とそんなっ…!」
理人「手つなぐぐらいするでしょ」
一護「つき合ってんだからな」
百花ちゃんは、恥ずかしそうに繫いだ手を隠そうとする。
譲二「ん?」
百花「…いえ」
俺はにっこり笑って、百花ちゃんの手をぎゅっと握った。
俺たちが恋人なのは公認なんだから、このままでいいんだよ。
一護「…見せつけんなよな」
剛史「つーか、腹減った」
春樹「そうだ。俺たちこれからクロフネでお昼ごはん食べようと思ったんだけど」
譲二「残念。今日は休みだよ」
竜蔵「何! ?」
竜蔵「お前ら、まさか…」
譲二「今日は百花ちゃんとラブラブデートだから、お昼はアナンのところで食べて」
理人「えー! ちょっと、本気?」
剛史「アナンのカレー…」
一護「つーか…マジでデートかよ」
譲二「ごめんねー、みんなの百花ちゃんを独り占めして」
ハハ、このセリフ、一度言って見たかったんだ。
百花「譲二さん! 」
一護「!」
竜蔵「?」
剛史「今…」
春樹「譲二さん、って…」
百花「あ…」
俺のことを名前で呼んだ百花ちゃんにみんなは唖然としている。
俺はちょっといい気分だ。
これでみんな、百花ちゃんのことはスッパリ諦めてくれるといいんだけど。
さらに色々と俺たちをからかってくるアイツラを遮るように言った。
譲二「はいはい、今は2人の時間だから」
譲二「またね」
一護「おい!」
竜蔵「ジョージ! 俺は信じてるぞ!」
リュウは顔を赤くして言い放った。
竜蔵「大人の男が、そんなことするはずないって!」
俺は大人の余裕を見せる。
譲二「どうだろうね」
理人「百花ちゃん、いざとなったらにげなきゃダメだよ!」
散々騒ぐあいつらを残し、百花ちゃんの手を引いて商店街を後にした。
その2へつづく