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インデックス 茶倉譲二ルート…茶倉譲二の小説の検索用インデックス。
インデックス ハルルートの譲二…ハルくんルートの茶倉譲二の小説の検索のためのインデックス。
手書きイラスト インデックス…自分で描いた乙女ゲームキャラのイラスト記事
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『年上の彼女』と同じ時期に書いたお話です。
ここでは、年下の子との恋愛というよりも、ちょっと手出しをするのは憚られる相手がいたとして、積極的な女の子のアプローチに譲二さんはどう対処するだろう? という興味で書き始めました。
吉恋のヒロインはそんなに積極的というわけではないですからね。女の子の方から抱きついてくるようだったら、どうするの? って。
この話はまだラストが確定してない…と言うか、途中で止まってます。
だけど、upするうちに続きの話も書けるようになるといいな…という希望的観測でupしていきます。
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譲二ルート以外のどれかのルートの譲二さん。
本編のヒロインは大学を卒業して就職、クロフネを出ている。
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初めてのデート~その1
〈譲二〉
汐里ちゃんと約束のデートの日。
朝早いにも関わらず、汐里ちゃんはいつもより早起きしておしゃれしてくれたみたいだ。
譲二「それ、俺が選んだ洋服だね。よく似合っているよ」
それだけじゃなく、髪型やアクセサリーをアレンジして、お父さんのために着た時よりも女らしい感じになっている。
汐里「マスターとのデートだから、マスターに気に入ってもらえるようにって思って」
譲二「くるっと回ってみせて…うん、いい感じ」
俺は彼女の足元を見た。
あの時お揃いで買った靴だけど…。
譲二「その靴…」
汐里「ピッタリでしょ?」
譲二「確か、もっと踵の低いサンダルがあったよね? あれに履き替えて行こう」
汐里「えー、あれだとこの服にあんまり合ってないよ…」
譲二「今日はいっぱい歩くんだし、履きなれない靴で足が痛くなったら楽しめなくなるよ?
途中なのにもう帰ろうと言うことになっちゃうよ? それでもいいの?」
汐里「よくない…」
渋々汐里ちゃんは靴を履き替えた。
「恋人というよりお父さんみたいだ…」とかなんとか呟いている。
俺は苦笑した。
お父さんみたいと思ってもらえるなら、それはそれでいいんだよ…。
汐里ちゃんは今までお父さんと過ごしたことはないんだから…。
その2へつづく