東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

2月のバッタ

2025年02月11日 | バッタ
週末から4連休を取り沿岸部のフィールドでとことん虫探し。まずは真冬のバッタから掲載。

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
草ぼうぼうエリアに足を踏み入れるとピョン。あれ、ツチイナゴはど~こだ!?この画像を見て直ぐ何処かわかった人は擬態昆虫探しの才能あり。※画像をクリック拡大して探そう!

ツチイナゴ

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
ツチイナコは成虫で越冬するタイプだけれど、いったい何処に潜り込んでいるのか、
実際に越冬している姿は発見できない。暖かい陽射しを感じた日には日光浴に出ている。

クビキリギス

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED+LEDライト
リュウキュウツヤハナムグリの土繭を探している時に、退けた落葉の中から予想外のお宝が出てきてびっくり!林床でも越冬している事が判明。3月下旬から4月上旬になると繁殖期を迎えて、暖かい日の日没後にオスがジーーと音を出しメスを誘う。自分は残念ながらクビキリギスの音が聞こえない難聴。確か35歳ぐらいから聞こえていなかった気がする。生活に支障は無いけれどクビキリギスの音が聞こえないと鳴いてる姿を探せないのでちょっと残念...

オンブバッタの幼虫

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
緑色もいたけれど冬なので季節感を出して褐色型を掲載。12月から継続観察中。寒さに負けて少ないものの、ジワジワ発生している様子にある。風は冷たいけれど陽射しは強く陽だまりは暖かいしね...

撮影日:2月8日