こけしのここでちょっと一息

いつも時間に追われている毎日。ほんの少し立ち止まって周りを見たら、いろんなものを感じることが出来た私のひとり言です。

筑紫哲也さんの追悼番組

2008-11-12 08:08:19 | Weblog
有名なジャーナリストでキャスターの筑紫哲也さんが
先日お亡くなりになりました。

私は、ほとんど毎日夜が結構帰りが遅く、
食事の後片付けやいろいろ整理してホッとして
テレビをつけると、筑紫さんの「ニュース23」の
ことが多かったのです。

一日のニュースをわかりやすく、そして、
ただ受け入れるだけでなく、こういう点が問題で
観ている我々にも考える事を促しているような
ニュース番組でした。

ただ、それだけで、特にどんな活躍をされていて
どういう主旨で活動されている方が、全く知らなかったのです。

昨日、追悼番組で、キャスターになるまでの活躍ぶり、
人となり、キャスターになってからの、
これまでのテレビ番組の常識を全く変えるような
造り方、一般の人の目線にたっての報道・・・
などのことを初めて知りました。

歴代、各国の大統領・首相クラスの方々との
交流など、本当にさまざまな活動を休む事もなく
常に前進され続けた方と教えてくださいました。

番組の中で、交流のあった方々がメッセージを
伝えてらっしゃいましたが、政治、テレビ関係者
のほか、音楽界やジャーナリスト、学者、地元の
一般の視聴者、学生・・・・

本当に広い世代の方とつながってこられたんだと

そして、すごい意志をもって、報道をしてこられたんだと

あらためて感心し、まだまだご活躍していただきたかったと
残念に思います。

世界を回られ、ずっと時間ギリギリまで費やし
いつも緊張感あふれる生活をされていたようですので
やっとお休みになれるのかもしれません。

報道の世界に残された軌跡を、それに携わる方々には
受け継がれますように。
そして、我々は、その強い意志を忘れないように
世の中の出来事をみていかなければ、考えていかなければ
と思います。

心からご冥福をお祈りいたします。
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