こけしのここでちょっと一息

いつも時間に追われている毎日。ほんの少し立ち止まって周りを見たら、いろんなものを感じることが出来た私のひとり言です。

"中村勘三郎に密着413日ドキュメンタリー"

2009-01-23 22:19:34 | Weblog
今日、たまたま早く帰ることが出来たので、

”中村勘三郎に密着413日ドキュメンタリー”という番組を
途中から観ることが出来ました。

歌舞伎は、大好きなのですがなかなか最近は
観に行けません。

勘三郎さんのパワフルな活動は、以前からよく拝見
していますが、勘太郎さん、七之助さんが
立派に育たれて、伝統を受け継ぎながら
ひたむきに頑張る姿に心を打たれました。

血筋、環境は、もちろん生まれた時から歌舞伎の中で育ち
3歳位から舞台に立ち、絶対に役を頂ける位置に
いるのは、どんなに幸運かとも思いますが、
それに答える実力、評価、重圧・・・

いろんな苦悩はあると思いますが、予想以上に
努力されていることに、感心いたしました。

そして、何より、私が宝塚時代からずっと憧れている

『片岡仁左衛門』さん

若い頃の孝夫さんのときから、本当にファンで、
一人でいろんな舞台を観に行っていました。

その頃から素敵でしたが、今回の映像でも
優しい印象は変わらず、今の力量が素晴らしいのは
もちろんですが、後進の育成にも力を注がれるように
なってこられた姿
その大きさ

やはり素晴らしい方だと思います。

生徒さんに仁左衛門さんの話をし出すと
本当に私のテンションが上がるらしく

『先生、本当に好きなんですね』

と言われてしまうほど。

ずっと、どんなときもファンです。

玉三郎さんが指導されているシーンもありました。

日本人形のように綺麗な女形さん

その型を独自のものとして、残されているくらいの
美しさ。

今ももちろん君臨されている美しさですが、
やはり後進の七之助さんに
女形の指導をされていらっしゃるようです。

日本の伝統、歌舞伎は、こうして守られ
引き継がれているのですね。

良いものは、大切にぜひ残していって頂きたいです。

歌舞伎は、宝塚とも共通点があり、
役者さんとも交流がありましたが
宝塚もいいところは残して頂き、今年から
新しい方針が随所に出ているようですが、
ぜひ宝塚ならではの醍醐味を残して
100周年を迎えていただきたいと思います。
コメント (2)
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