こけしのここでちょっと一息

いつも時間に追われている毎日。ほんの少し立ち止まって周りを見たら、いろんなものを感じることが出来た私のひとり言です。

生徒からの言葉

2013-10-03 08:38:38 | Weblog
昨日は、東京公演に来ている生徒とゆっくり話すことが出来ました。

ダンスが好きで、宝塚が好きで、目標とする上級生がいらして
もうレッスンすることが楽しくて仕方ない!

と目をキラキラさせて話してくれます。

受験生にいつも「一つ出来たら、次の課題、そしてまた出来たら次、と
舞台を目指す以上、ずっともっともっとと向上することを
続けなければいけない!」

と伝えていますが、なかなか頭でわかっていても
実際理解して実行している生徒は少ないです。

これは、難しいことで、大人だから、今までの経験があるから
理解出来るけど、若い生徒には無理なのかな、と
感じることもあったのですが

昨日の研一さんは、中卒で入っているので
受験生と年齢的には変わらないのです。

ワークショップや集中レッスンの講師の先生方の話をすると

「えー、私がそのレッスン受けたい!
今の受験生は恵まれていますよね。
私も自分の為に、出れるレッスンは全部やりたい!」

「恵まれた環境にどう自分が向き合うか、
本人の気持ち次第ですよね!」


と、つい2年前に同じ受験生と思えない、
しっかりした言葉に、感動しました。


この勢いがあったから、毎週遠距離バスで
東京に来て、最終のバスまでに受けられるレッスンは
全部受けて、まず風邪や試験などで休むことはなかった
この生徒

気持ちは、人を成長させるんだな、と
私が改めて勉強させられた気がします。


受験生は若いから、ではなく
やはり今伝えていることは間違いではなく
理解してくれるまで、厳しくても伝えていこうと
思います。

舞台に立っている生徒のやる気は
本当に楽しみを増やしてもらい、パワーをもらえます。

そして、その勢いを後に続けるように
これから受験に向かう生徒たちに伝えていきたいと思います。

昨日は、台風が通り過ぎた後、すごい虹がかかりましたね。






宝塚色の虹にもパワーをいただいて、今日もレッスンがんばります!
コメント
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