ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

ならずものの

2018-01-24 03:06:35 | 添削

ならずものの大国の辺に寄りそへる三等国日本のつくつくほふし    馬場あき子


岩田正の夫人だそうだ。夫よりは若干ましに見える。

だがこういう自虐を装った呪いは好きではない。

国を愛さない国民はどこかに嫌な矛盾をはらんでいる。

言論の自由を角のように立てて、何か気高いものを装いながら、獣的な欲望をごまかしているようである。


国負けてはひつくばりし土を噛む真夏の闇の蝉時雨かな    揺之






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