炭水化物70gといえば、
ごはんを茶碗に2杯位、コーラですと350ml 缶2本に相当し、ショートケーキ1個半位になります。
健常人でも空腹時からみて、60~70mg/dl の血糖値を上昇させます。
空腹時血糖値が90とすれば、食後の血糖値は150~160になるということです。
糖尿病患者の場合、健常人に対してⅠ型は4倍、Ⅱ型は3倍血糖値上昇するといわれています。
血糖値が上がればインスリンが出て、血管の中のブドウ糖をエネルギーに使ったり、脂肪組織に脂肪に変換して蓄えます(肥満の進行)。
インスリンが不足したりインスリンの抵抗性がある場合(糖尿病)は、ブドウ糖は血管の中から出て行くことができないで、血中に留まり高血糖になり、これが継続すれば血管に障害が起こり各種の合併症を引き起こします。
対処法のポイントは、健常人も耐糖能異常の方も日ごろから、「糖質を抑えた食事」(糖質制限食)をすることが大切です。