生活習慣病と食生活 糖質制限とHbA1c 抗糖化(アンチグリケーション)

大豆は低糖質で高蛋白質だから健康的ダイエットに。血糖値に優しいので糖尿病対策に。

不要な飲み物

2009-09-30 04:04:10 | 大豆は 低糖質+高蛋白食品
野菜ドリンクは不要な飲み物

写真の果汁100%のドリンク(内52%が野菜果汁)の分析です。

1本200ml当たり
糖 質:17.5g
脂 質:0.2g
蛋白質:1.0g
食物繊維:0.4g
カロリー:77kcal
カルシウム:22g
βカロチン:2000~7400μg

健康に良いとの一般的な考えで食事のときに、食べ物と一緒に飲んでいる方もいるかと思います。

1.糖質に焦点を当ててみますと、
ご飯やパンから糖質を約50グラム摂った上で、この野菜ジュースを飲みますと糖質合計が67.5gになります。

血糖値を気にする人は、一回の食事の糖質を20グラムにしましょうという基準から大きく逸脱してしまいます。

また、糖質制限ダイエットをする方の一回当たりの糖質は50グラム未満にという基準からも外れてしまいます。

このジュースは砂糖無添加ですので、美味しくして売れ行きを良くしようと砂糖を添加してあるものであればもっと糖質は多くなるはずです。


2.食物繊維がほとんどなくなっています。野菜や果汁を搾ったものですから食物繊維はカスとして取り除いたからです。

何故、食物繊維を取り除くのでしょうか?

害になるほど含まれているわけではないのです。

一方では食物繊維が不足だからといってサプリメントを飲んでいたりするとすれば実に無駄なことをしていることになりませんか?

野菜や果物を搾って果汁にして食べる意味は全くないのです。

3.カルシウムが22g含まれているとの表示がありますが、知らない人は「カルシウムも入っているんだ」と思うかもしれませんが、野菜には初めから入っている量なので驚くことはありません。

「カルシウムまで入っているから健康にいいのだ」というように消費者の目を引こうという表示に見えて仕方ありません。

カルシウムは野菜から摂るべきものではないですね。必要カルシウム量からみればお情け程度の量です。

4.βカロチンの記載があり強調が目立ちます。

野菜を200g食べれば当たり前に含まれる量です。


★野菜や果物を歯で噛んで胃でこなして食べるようにすれば、歯や消化器の健康になり、食費も安くなるのです。

そして飲み物は水でいいのです。