誰かに相談するとき、たいてい、もう自分の中に応えは出てしまっている時がある。
だから、相談した時は、それを肯定して、”だいじょうぶ”と後押ししてほしい。
人生の困難な状況に立たされた時。
あるいは、恋愛や結婚、就職などといった「人生の重要な場面で、決めなくてはならない時」
そんな時、自信をもって判断できる人は、あまりいない。
では、カウンセラーは、「ええ、その人と結婚して大丈夫です。保障します。」と、言うかというと、それは言わない。
占い師とも違う。
人生の主役は、あなた自身だから。
あなたの人生を決めるのはあなた、その機会を奪ってはいけないし、代われない。
その代り、自分で決めようとしているけれど、決められない、「その不安な気持ち」に、応えようとする。
その気持ちにより添って、一緒に考えようとする。
クライアントさんは、そうすると、自分の内側の気持ちを確かめていくことができる。
そこで、本当の問題は、結婚相手のことではなく、新しく何かを始める時の、自分の不安とどう向き合うかだったと気が付いたりする。
そんなことがあります。