みこと選手のニュース速報

こころ動物病院からのお知らせブログです。

接種率低下による、狂犬病感染の危機

2016-02-23 18:33:47 | 予防

まもなく、28年度狂犬病予防注射が始まります。

新規登録は、4月に入ってからとなりますが、

継続の場合、3/3から新年度分として、接種可能です。

そこで、産経新聞の報道であった、

接種率低下による、狂犬病感染の危機について、

お話ししたいと思います。

飼い犬の予防接種率が、減少の一途をたどっているというのです。

当ブログでも、お話ししておりますが、

ウイルスに感染した犬に咬まれて人間が発症すると、致死率はほぼ100%です

そんな恐ろしい狂犬病ですが、

久しいこと、犬の発症例がないとの危機意識の低下から

予防接種をしないケースが増えているというのです。

隣の台湾では、半世紀ぶりの感染も確認され、

「過去の病気」と油断する日本にも危機が忍び寄っているのです

狂犬病予防法では、犬を飼う際には、

市区町村への登録と予防注射の接種が義務付けられていますが、

「未登録犬」の存在も、問題を深刻化させています。

世界的には、現在進行形の感染症であり、

常に感染リスクにさらされていることを忘れないでください

狂犬病を発症すると、「可愛いわが子」は、

殺処分となってしまうのです

「わが子」を守るため、

人を守るため、

法律を守るため、

必ず、狂犬病予防をしましょう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2月の休診日のお知らせ&なる... | トップ | 3月も暦通りの診療&なる日記 »
最新の画像もっと見る

予防」カテゴリの最新記事