主人の手が触れたから
マイラ・ブルックス・ウェルチ作
傷だらけの古びたバイオリン
「こいつは、時間をかける値打もない」
内心そう思いながらも
競売人はバイオリンを持ち上げ、微笑んだ。
「さあ、このバイオリンは幾らから?
誰か値をつける人は?
1ドル、1ドル。2ドル、たったの2ドルかい
2ドルがついた。3ドルは?
3ドル出た。3ドル。他にいませんか。
では3ドルで売却!」
その時、後ろの席から白髪の人がやって来て
弓を握った
古びたバイオリンのほこりを払い
緩んだ弦を締めると
甘美な調べを奏で始めた
情感こもった美しい調べを
音楽が止むと、競売人は
弓と一緒にバイオリンを持ち上げた
低く優しい声でこう聞いた
「では、この中古のバイオリンの競り値は?」
「千ドル、二千ドルはいませんか?
二千ドル、三千ドル!
三千ドル、三千ドル。他にいませんか?
では三千ドルで売却!」
皆が喝采した。だが驚く人達もいた
「あんなに買値が上がるとは
一体どういうわけだ?」
その答えは…
「主人の手が触れたから。」
正しい音を奏でなくなった心
罪によって傷だらけになった人が大勢いる
彼らは、冷たい人々によって、安っぽく扱われる
あの古いバイオリンのように
そして、主がやって来ると
愚かな群衆は、魂の真の値打ちも
主が起こされる素晴らしい変化も
全く理解できない
ああ、わが主よ! わたしは調子の外れた楽器のよう
あなたの御手で触れて下さい
わたしを変え、心に歌を与えて下さい
主よ、あなたへのメロディーを!
http://www.geocities.jp/eastmission7/sub2.html
みんな敏感で、正直に気持ちをいえないので、その言葉にどんなメッセージを込めているのか理解してあげましょう。そしてそれを確認しながら、一歩づつ、ゆっくり、接してあげてください。あなたも同じところがあるはずです。まずは愛は謙遜です。憐れみをもってみてあげましょう。自分も同じだと知れば、
憐れみって何ですか??綱吉みたいww