俺は、友達はいない。一緒に暮らす家族もいない。仕事が休みの日は家で一人で過ごすしかない。だが、寂しい。何か気を紛らす事はないか?そうだ!歌を聴きに行こう!ネットとかのバーチャル環境ではなく本物の歌を! 2015年もウィーン少年合唱団が来日した。この合唱団は名前だけは知っていた。美声を出す少年たちの集団だということも頭の中にはあった。だが、生で彼らの姿を見たことはない。 思い切って金を払って公演を見に行ってきた。 感想はただ一言、美しかった。あの中の誰か一人が俺の息子だったら良いな等と馬鹿なことも考えてしまった。 さて、ウィーン少年合唱団といえば本拠地はウィーンである。彼らともっと深くかかわりたければウィーンに行くしかない。だが、その前にドイツ語をきっちり覚えなければならない。 私が勧める学習方法は次の2つのプロセスを踏むことである。
1.ドイツ語のしくみ《新版》 という本でドイツ語の大まかな構造をつかんでおく。この段階では本に書いてあること隅々までの事を覚えなくても良い。 前のページのことを忘れてしまっても気にせずにどんどん先のページを読んでドイツ語の大まかな構造をつかむことである。
2.ドイツ語のしくみ《新版》 を一通り読み終えたらCD BOOK しっかり身につくドイツ語トレーニングブック (CD BOOK―Basic Language Learning Series)という本でドイツ語の文法能力を鍛えるのである。この本は同じ構造の文法を色々な単語に置き換えて自分で日本語の文章をドイツ語に訳する問題が沢山収められている。ただの問題集ではなく、ドイツ語の文章の組み立て方や覚えるべきポイント、各単語の意味をきっちり解説してくれている。ここで文章を作る練習を何度もやってドイツ語表現能力を鍛えなければいけない。 但し、一度出た単語の意味は2度は教えてくれない。次の課に進む前にその単語の意味とつづりをきっちり頭に叩き込んでおかないといけない。次の課でもその単語を使って更に難しい文を作らないといけなくなる可能性が高い。そのときに前の課で出た単語の意味とかをちゃんと覚えておかないと次の課で絶対に挫折する。
ドイツ語に限った話じゃないが言葉を覚えるということは数学と一緒だ。基礎勉強を怠ると絶対に次の高度な内容を覚える事はできない。 何事も基本が重要である。(中国語も英語も基本が重要である。基本的な文法構造をしっかり理解しなければ語学力は上達しない)
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